kv_parallel_store_iterator_keys()

#include <kvstore.h>

kv_error_t kv_parallel_store_iterator_keys(kv_store_t *store,
          const kv_key_t *parent_key,
          kv_parallel_scan_iterator_t **return_parallel_scan_iterator,
          const kv_key_range_t *sub_range,kv_depth_enum depth,kv_direction_enum direction,
          int batch_size,
          kv_consistency_t *consistency,
          kv_timeout_t timeout_ms,
          kv_store_iterator_config_t *store_iterator_config) 

ストア内のすべてのキーを未ソートの順序で反復処理するパラレル・スキャン・イテレータを作成します。結果は非トランザクションであり、操作は読取りがコミットされた分離性を効果的に実現します。この実装は、イテレータ内のキーのフェッチをバッチ処理し、使用可能な帯域幅を独占することなく、ネットワーク往復を最小限にします。

パラメータ

• store

  storeパラメータは、イテレータが必要なストアへのハンドルです。

• parent_key

  parent_keyパラメータは、子キーを取得する親キーです。NULLの場合もあれば、部分的なメジャー・キー・パスのみの場合もあります。

• return_iterator

  return_parallel_scan_iteratorパラメータは、結果セットのコピー先となるメモリーを参照します。kv_release_parallel_scan_iterator()を使用して、このイテレータによって使用されるリソースを解放します。

• sub_range

  sub_rangeパラメータは、parent_keyの下位の範囲を、このキー範囲のマイナー・パス・コンポーネントにまで、さらに制限します。NULLである可能性があります。

  キー範囲は、kv_init_key_range()を使用して構築します。

• depth

  depthパラメータは、取得が可能な深さを指定します。子のみ、親とすべての子、すべての子孫などの取得を許可できます。すべての深さオプションについては、kv_depth_enumを参照してください。

• direction

  directionパラメータは、イテレータによってレコードが返される順序を指定します。この関数では、kv_direction_enum.KV_DIRECTION_UNORDEREDのみがサポートされています。

• batch_size

  batch_sizeパラメータは、各ネットワーク・ラウンド・トリップ中にフェッチするキーの推奨数を提供します。最初または最後のキーのみが必要な場合は、値1を渡すことをお薦めします。ゼロの場合は、内部で決定されたデフォルトが使用されます。

• consistency

  consistencyパラメータは、この読取り操作で使用する一貫性ポリシーを識別します。一貫性ポリシーは、kv_create_simple_consistency()、kv_create_time_consistency()またはkv_create_version_consistency()を使用して作成されます。

• timeout_ms

  timeout_msパラメータは、操作を処理するための時間間隔の上限を指定します。指定された限度を超えないよう最善が尽くされます。ゼロの場合は、デフォルトの要求タイムアウトが使用されます。デフォルトの要求タイムアウトは、kv_config_set_timeouts()を使用して設定されます。

• store_iterator_config

  store_iterator_configパラメータは、パラレル・スキャン操作を構成します。要求の最大数と結果バッチの最大数は両方とも、kv_store_iterator_config_t構造を使用して指定できます。

関連項目

• データ操作および関連関数