「アクティビティID」フィールド
アクティビティの一意の識別子。
アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。
たとえば、プレフィックス「PROJ-A#
」とサフィックス「2500
」の結合で増分「5
」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500
」、「PROJ-A#2505
」などになります。
「アクティビティ平準化優先度」リスト
リソースの平準化を実行する際のアクティビティの優先度を決定します。
「アクティビティ名」フィールド
アクティビティの名前。
アクティビティ名は一意である必要はありません。
「アクティビティ・ステータス」リスト
アクティビティのステータスを決定します。
有効な値は、「未開始」、「進行中」および「完了」です。
「アクティビティ・タイプ」リスト
アクティビティの期間と計画日の計算方法を決定します。
タスク依存: アクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダではなく、アクティビティのカレンダを使用してスケジュールされます。アクティビティの期間を自分自身で制御する場合(つまり、リソースが割り当てられない場合)、または同じアクティビティに割り当てられている1つ以上のリソースが、同じカレンダに従って作業可能な場合は、タスク依存を選択します。たとえば、コンクリートを固めるアクティビティがあるとします。この場合、タスクに要する時間はわかっており、リソースを追加してもタスクの完了は早くなりません。このアクティビティは、タスク依存として設定します。
リソース依存: アクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダを使用してスケジュールされます。このタイプは、複数のリソースがアクティビティに割り当てられているが、リソースが別々に作業する場合に使用されます。アクティビティ・カレンダではなく、各リソース固有のタイム・スケジュール(リソース・カレンダ)に従ってリソースをスケジュールする場合は、リソース依存を選択します。割当済リソースが利用可能かどうかは、アクティビティの開始日と終了日で決まります。通常、このタイプを使用するのは、同じアクティビティに割り当てられた複数のリソースが個別に作業可能な場合、またはリソースの空き時間がアクティビティの期間に影響を与える可能性がある場合です。たとえば、検査員が必要なアクティビティは、そのリソースが複数のプロジェクトに割り当てられている場合や休暇中の場合は、遅延する可能性があります。
工程依存: アクティビティの期間がその依存アクティビティによって決まる、通常は管理タイプのアクティビティです。アクティビティの期間がその先行/後続アクティビティに依存することを示す場合は、工程依存を選択します。工程依存アクティビティは通常、事務作業、変更管理、プロジェクト管理タスクなど、進行中のアクティビティです。たとえば、サイト・クリーン・アップは、工程依存アクティビティと考えられます。これは、繰返し発生し、あるフェーズの完了に依存するためです。
開始マイルストンまたは終了マイルストン: マイルストン・アクティビティは、期間がゼロでリソースが割り当てられないアクティビティであり、重要なプロジェクト・イベントをマークします。アクティビティがプロジェクト内の主要ステージの開始または終了をマークしていることを示す場合は、開始マイルストンまたは終了マイルストンを選択します。マイルストンの期間はゼロです。プライマリ・リソースまたはアクティビティ所有者、および経費は、マイルストンに割当可能です。オフィスビルの増築プロジェクトの場合、マイルストンの例には、プロジェクト定義完了、構造完了、入札終了プロセスなどがあります。
WBSサマリー: 日付、期間および完了率の値を、共通のWBSコード・レベルを共有するアクティビティのグループごとに集計するために使用されるアクティビティです。アクティビティがサマリーレベルのWBSアクティビティであることを示す場合は、「WBSサマリー」を選択します。WBSサマリー・アクティビティは、共通のWBSレベルを共有するアクティビティのグループを表します。サマリーレベルのWBSアクティビティを使用すると、アクティビティ・グループに対する日付のロールアップが可能になります。WBSサマリー・アクティビティの期間は、グループ内の最早アクティビティの開始から最遅アクティビティの終了までです。WBSコードによって、どのアクティビティがWBSサマリー・アクティビティを構成するかが制御されます。P6では、WBSサマリー・アクティビティのWBSコードのコンポーネントを共有するアクティビティが、WBSサマリー・アクティビティに組み込まれます。たとえば、WBSコードがAで始まる(A.1、A.1.1、A.1.2など)すべてのアクティビティによって、WBSコードがAのWBSサマリー・アクティビティを構成できます。その下位で、WBSコードがA.1で始まる(A.1.1、A.1.2など)すべてのアクティビティによって、WBSコードがA.1のWBSサマリー・アクティビティを構成できます。
「追加者」フィールド
アクティビティをプロジェクトに追加したユーザーの名前。
「追加日」フィールド
アクティビティがプロジェクトに挿入された日付であり、ユーザーのタイムゾーンで表示されます。
「自動実績計算」オプション
リソースに対するアクティビティの実績工数と残工数、開始日と終了日を、計画日、計画工数およびアクティビティの完了率を使用して自動的に計算するかどうかを決定します。
このオプションを選択した場合、実績/残工数および実績日は、プロジェクト実績が適用されるときに自動的に更新されます。これは、リソースによるすべての作業が計画に従って進行することを前提としています。
注意: 「タイムシート使用」オプションを選択した場合、このオプションは使用できません。
「BLアクティビティ・ステータス」フィールド
プロジェクト・ベースラインのアクティビティのステータス。
「BL1アクティビティ・ステータス」フィールド
ベースライン1のアクティビティのステータス。
「カレンダ」フィールド
アクティビティに割り当てられているカレンダ。
「CBS」フィールド
アクティビティ、割当または経費のリンク先とするPrimavera Unifierコスト・ブレークダウン・シート。
「コスト・アカウントID」フィールド
アクティビティに割り当てられているコスト・アカウントの識別コード。
「コスト・アカウント名」フィールド
アクティビティに割り当てられているコスト・アカウントの名前(1つまたは複数)。
「クリティカル」オプション
アクティビティがクリティカルかどうかを判断します。
アクティビティは、その合計フロートがプロジェクトに指定されているクリティカル期間を下回っている場合はクリティカルです。クリティカル・アクティビティの遅延は、プロジェクトの終了日の遅延となります。
「期間タイプ」リスト
リソースが割り当てられているアクティビティを更新するときに、残余期間、工数および単位工数を計算する方法を決定します。アクティビティの期間タイプは主要な要因、つまりプロジェクトで最も柔軟性が低い要因(スケジュール、コスト/作業工数またはリソースの可用性)に対応している必要があります。
単位工数固定: アクティビティの期間や工数が変化しても、リソースの単位工数は変化しません。この期間タイプは、期間あたりの生産性が一定の固定されたリソースがアクティビティに割り当てられている場合に使用します。
期間と単位工数固定: 工数やリソースの単位工数が変化しても、アクティビティの期間は変化しません。この期間タイプは、割り当てられるリソースに関係なく、一定の期間内にアクティビティを完了する必要がある場合に使用します。
工数固定: 期間やリソースの単位工数が変化しても、アクティビティの工数は変化しません。この期間タイプは、総作業量が固定されていて、リソースを増加することによってアクティビティ期間を短縮できる場合に使用します。
期間と工数固定: 単位工数が変化しても、期間と工数は変化しません。この期間タイプは、一定の期間内にアクティビティを完了する必要があり、総作業量が固定されている場合に使用します。
「財務期間カレンダ」フィールド
プロジェクトに割り当てられた財務期間カレンダの名前。
「最終変更者」フィールド
アクティビティを最後に更新したユーザーの名前。
「最終変更日」フィールド
アクティビティが最後に更新された日付。
「場所」フィールド
地理的な場所。
「最長パス」オプション
プロジェクト終了日を決定する依存アクティビティの順序に基づいて、クリティカル・アクティビティを決定します。
「所有者」フィールド
アクティビティに責任があるユーザー。
「応答後クリティカル指数」フィールド
量的な応答後リスク分析中にOracle Primavera Cloudのアクティビティがクリティカル・パス上にあった時間の割合(%)を示します。
「応答前クリティカル指数」フィールド
量的な応答前リスク分析中にOracle Primavera Cloudのアクティビティがクリティカル・パス上にあった時間の割合(%)を示します。
「制約条件1」リスト
選択したアクティビティに対する制約条件1タイプ。
「プライマリ・リソース」フィールド
特定のアクティビティに関連する作業のメインの実行責任者または監督責任者。
アクティビティに割り当てた最初のリソースは、自動的にアクティビティのプライマリ・リソースと識別されます。
「プロジェクトID」フィールド
アクティビティに関連付けられたプロジェクトの一意の識別コード。
「プロジェクト名」フィールド
アクティビティに関連付けられたプロジェクトの名前。
「プロジェクト・ステータス」リスト
プロジェクトまたはWBS要素の現在の状態。アクティビティの場合、このフィールドには親のWBSまたはプロジェクトの現在の状態が反映されます。状態のタイプによって、プロジェクト、WBS、アクティビティおよびリソース割当データがP6 EPPM内のアプリケーションでどのように処理されるかが決まります。
プロジェクトに割り当てたステータスは、そのすべてのWBS要素とアクティビティに自動的に適用されます。新規WBSを作成して保存すると、デフォルトではその親のWBSまたはプロジェクトの「プロジェクト・ステータス」値が自動的に継承されますが、論理制約によってはWBSの個々のステータスを変更できます。たとえば、「アクティブ」プロジェクト内で、「アクティブ」、「休止/完了」および「計画」のWBS要素を指定できます。このフィールドには次のステータス値が表示されます。
アクティブ: これは新規プロジェクトのデフォルトの設定です。このステータスを使用して、組織内の権限を持つWBSまたはプロジェクトの実績作業に反映します。プロジェクトを「アクティブ」と指定した場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーは、そのアクティブなWBS要素に含まれるすべてのアクティビティを表示できます。ユーザーはまた、自分のタイムシート権限に応じて、アクティブなWBS要素に含まれるアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うこともできます。
休止/完了: このステータスはWBSまたはプロジェクトに、保留中、中断または非アクティブを指定する場合に使用します。P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーに休止/完了のWBS要素またはプロジェクトに含まれるアクティビティの表示を許可(編集は不許可)するには、「プロジェクト・プリファレンス」ダイアログ・ボックスの「Team Member」ページで「リソースは休止/完了プロジェクトのアクティビティを表示可能」オプションを選択します。
計画: このステータスは、計画フェーズにあるプロジェクトまたはWBSに対する指定に使用します。WBS要素のステータスが「計画」の場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーはそのアクティビティのいずれも表示できません。これによって、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが、まだ正式に「アクティブ」と指定されていない、権限のないアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うことができなくなります。
What If: このステータスはプロジェクト・レベルに対してのみ指定できます。このステータスは、単に検討中またはプロジェクト・スケジュールが明確に定義される前の分析段階である場合に指定します。プロジェクトのステータスが「What If」の場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーは、そのアクティビティのいずれも表示できません。これによって、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが、まだ正式に「アクティブ」と指定されていない、権限のないアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うことができなくなります。
P6 Professionalに作成されたミラー・プロジェクトで、P6にWhat Ifプロジェクトとして表示されます。
リクエスト: このステータスは、任意のタイプのプロジェクト立上げおよびプロジェクト要求ワークフローに関連付けられたプロジェクトに自動的に設定されます。
テンプレート: このステータスは、テンプレート・プロジェクトまたはテンプレート・プロジェクトに属するWBS要素に対してのみ、このフィールドに表示されます。このステータスはP6により設定されるもので、直接この値を設定することはできません。
レビューが必須オプション
P6 Team Memberインタフェースで行われたアクティビティ更新はレビューが必要かどうかを決定します。
「制約条件2」フィールド
選択したアクティビティに対する制約条件2タイプ。
このフィールドは、制約条件1が選択済の場合のみ使用できます。
「未読コメント」フィールド
「ディスカッション」詳細ウィンドウでコメントを最後にレビューして以来アクティビティに投稿されたコメントの数。
「WBS」フィールド
WBS要素の名前。
「WBSカテゴリ」フィールド
選択したWBSのカテゴリ。
このカテゴリを使用して、すべてのプロジェクトのWBS情報を編成、フィルタおよび報告します。このカテゴリは、WBS項目が割り当てられているすべてのプロジェクトのWBSに適用されます。
「WBSコード」フィールド
関連アクティビティに対するWBSの一意の識別子。
「作業パッケージID」フィールド
Oracle Primavera Cloudにおける作業パッケージのID。
「作業パッケージ名」フィールド
Oracle Primavera Cloudにおける作業パッケージの名前。