「ポートフォリオ画面の作成」/「ポートフォリオ画面詳細」ページ

概要

このページでは、ポートフォリオ画面を作成したり、既存のポートフォリオ画面の詳細を変更します。画面に表示するプロジェクト情報のタイプを指定し、この画面にアクセスできるユーザーを選択できます。

画面要素

ページに表示される画面要素は、選択した画面のタイプに基づいて変更されます。

「タイトル」フィールド

ポートフォリオ画面の名前。タイトルには255文字まで指定でき、一意である必要はありません。

タイトルの前に表示される視覚的なインジケータで、画面タイプを識別し、自分のみが利用可能なのか全ユーザー共有なのかを判別できるようにします。たとえば、個人のヒストグラムには「自分のプロジェクトの支出」というユーザー・ヒストグラム・アイコン、共有ヒストグラムには「全プロジェクトの支出」というグローバル・ヒストグラム・アイコンが表示されるなどです。

タイプ

表示するグラフのタイプ。

このタイプを「スコアカード」に変更すると、スコアカードの詳細を入力できるように、ページに表示されている情報が変更されます。

X軸

グラフのX軸に表示するデータ・フィールド。

円グラフの場合、このフィールドは表示されません。

Y軸

グラフのY軸に表示するデータ・フィールド。

円グラフの場合、このフィールドは表示されません。

「グループ化」リスト

グラフ内でプロジェクトをグループ化する際に使用するデータ・フィールド。グループ化とは、選択したデータ・フィールドと同じ値を含むすべてのプロジェクトをグループにまとめることです。

ヒストグラムの場合、このフィールドは表示されません。

「バブルの大きさ」リスト

バブル・チャートに表示するバブルの大きさを決定します。

カラー・テーマ

グラフに表示する色のタイプ(パステル・カラーまたは原色)。

3-D表示

グラフが3-Dフォーマットで表示されます。このオプションの選択を解除すると、グラフは2-Dフォーマットで表示されます。

「水平グリッド線を表示」オプション

グラフに水平グリッド線が表示されます。円グラフの場合、このフィールドは表示されません。

垂直グリッド線を表示

グラフに垂直グリッド線が表示されます。円グラフの場合、このフィールドは表示されません。

割当済の値だけでなくすべての値を軸上に表示

値が割り当てられていない場合でも、すべての値がX軸とY軸に表示されます。たとえば、プロジェクト・ステータスをX軸上に表示するように選択した場合、X軸には、プロジェクトにステータス・タイプが割り当てられていない場合でもすべてのタイプのプロジェクト・ステータス(アクティブ、休止/完了、What-If)が表示されます。このオプションが適用されるのは、プロジェクト・コードまたはプロジェクト・ステータスをX軸またはY軸に表示するように選択した場合のみです。円グラフの場合、このオプションは表示されません。

「データ」リスト

円グラフに表示するデータ・フィールド。

円グラフ・データ・ラベルを表示

円グラフの各セクションには、「データ」フィールドで選択したカスタマイズ・オプションの値が表示されます。たとえば、円グラフに表示するために選択したデータが実績コストの場合は、その実績コストの値が円グラフの各セクションの横に表示されます。

「ラベルを基にグループを表示」オプション

円グラフの各セクションには、「グループ化」フィールドで選択したカスタマイズ・オプションの値が表示されます。たとえば、グラフをプロジェクト別にグループ化するように選択した場合は、円グラフの各セクションの横にプロジェクト名が表示されます。

パーセンテージを表示

円グラフの各スライスのパーセンテージが表示されます。

この画面のユーザー・アクセスを選択

画面へのユーザー・アクセス権を指定します。自分(現行ユーザー)のみに対して、または選択した別のユーザーに対して画面を利用可能にできます。必要なセキュリティ権限がある場合は、ポートフォリオ画面へのモジュール・アクセス権があるすべてのユーザーに対して画面を利用可能にできます。これは、グローバル・ポートフォリオ画面を示しています。

「表示するカスタム列の選択」エリア

使用可能なフィールドまたは列の完全なリストからスコアカードに表示する列を選択できます。「選択列」リストのフィールドの上から下の順序によって、スコアカードの列が左から右に表示される順序が決まります。このエリアを使用してソート・フィールドと順序を設定することもできます。

利用可能な列のリストは、「EPS」ページで利用可能な列のリストと同じですが、次の点が異なります。スコアボードでは「プリファレンス」および「発行」列は利用できません。ただし、「ユーザー定義(WBS)」列はスコアボードでは利用可能ですが、「EPS」ページでは利用できません。

ソート

「ソート」リストでは、スコアカード内のすべてのプロジェクトのソート方法を指定します。スコアカードにウォータラインを表示するように選択した場合は、「ウォータライン・オプションを選択」セクションでソートに指定したフィールドが、このフィールドに対する選択よりも優先されます。

ソート順序

「ソート順序」リストで、スコアカード内のプロジェクトのリストを昇順(AからZ)に表示するか、降順(ZからA)に表示するかを選択できます。

「プロジェクト要求を表示」オプション

スコアカードで承認済プロジェクトとともに潜在プロジェクトを分析するかどうかを決定します。このオプションを選択した場合、要求プロジェクトに対しては、一部の列にしか値が表示されません。要求プロジェクトの表示を選択した場合は、スコアカードを表示しているページをポートフォリオでフィルタしていると、要求プロジェクトはスコアカードに表示されません。プロジェクト要求を表示するには、かわりにコードまたはEPS要素でフィルタします。

グループ化するフィールドの選択

スコアカード内のプロジェクトをグループ化するレベルまたはフィールドを10個まで選択します。グループ化とは、選択したデータ・フィールドと同じ値を含むすべてのプロジェクトをグループにまとめることです。たとえば、プロジェクト・ステータスによるグループ化を選択すると、「計画」ステータスのすべてのプロジェクト、「アクティブ」ステータスのすべてのプロジェクト、「休止/完了」ステータスのすべてのプロジェクト、「What-if」ステータスのすべてのプロジェクトのそれぞれが、まとめてグループ化されます。スコアカードにウォータラインが表示されている場合、グループ化のオプションは使用できません。

「ウォータラインの選択」のオプション

スコアカード内のプロジェクトの分析に役立つウォータラインのオプションを指定します。ウォータライン機能は、ソートと制約制限値を適用して、プロジェクトを2つのグループにランク付けします。ウォータラインを表示すると、定義した制約制限値と指定したソート・オプションに基づいて、スコアカード内のプロジェクトが2つの独立したグループにソートされます。ウォータラインより上には全体が制約制限値を満たしているプロジェクトが表示され、白の背景色で表示されます。それ以外のすべてのプロジェクトは、ウォータラインより下に表示され、薄青の背景色で表示されます。

操作方法

  1. 「ポートフォリオ」をクリックします。
  2. 「ポートフォリオ」ナビゲーション・バーで、「ポートフォリオ分析」をクリックします。
  3. 「ポートフォリオ画面の作成」をクリックします。
  4. 「画面の作成」ダイアログ・ボックスで、リストから新しいポートフォリオ画面を選択し、「選択」を選択します。


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最終発行 2023年6月13日