概要
「グリッド画面」を使用して、現在開示中のプロジェクトのセットに対してプロジェクトおよびWBS別にグループ化されたアクティビティ・データを表示します。列をカスタマイズして、ユーザーにとって重要なデータのみにフォーカスします。
画面要素
行アクションメニュー
アクティビティの追加: リストで選択したポイントに新しいアクティビティを追加します。
子WBSの追加: 選択したWBSまたはプロジェクトの子として、WBSレベルを追加します。
同位WBSの追加: 選択したWBSの同位として、WBSを追加します。
テンプレートからWBSを追加: 「WBSの選択」ダイアログ・ボックスを開きます。
削除: 選択したアクティビティまたはWBSを削除します。
開放: 選択したアクティビティをスケジュールから除去し、そのすべての先行作業をすべての後続作業へリンクさせます。
カレンダの表示: 割り当てられた読取専用バージョンのカレンダを表示できるようにします。
アクティビティ詳細のEメール: 選択したアクティビティの詳細を記載したEメール・メッセージを送信します。Eメール・メッセージを送信するには、P6に存在するユーザー名に関連付けられているEメール・アドレスを持っている必要があります。
アクティビティのリンク: 選択したアクティビティ間の関係を、それらのアクティビティが選択された順序で作成します。デフォルトの関係は、リソース依存、タスク依存および工程依存アクティビティの場合は終了-開始、開始マイルストンの場合は開始-開始、終了マイルストンの場合は終了-終了です。リンクは、ガント・チャートで参照できます。
アクティビティのリンク解除: 選択したアクティビティ間の関係を除去します。
切り取り: 選択したアクティビティまたはWBSノードを切り取ります。
コピー: 選択したアクティビティまたはWBSノードをコピーします。
貼付: 選択したアクティビティまたはWBSノードを貼り付けます。
割当
リソース... (Ctrl+Alt+R): 「リソースの割当」ダイアログ・ボックスを開きます。
ロール... (Ctrl+Alt+O): 「ロールの割当」ダイアログ・ボックスを開きます。
先行作業...: 「関係の割当」パネルを開き、「先行作業の割当」セクションを展開します。
後続作業...: 「関係の割当」パネルを開き、「後続作業の割当」セクションを展開します。
コード... (Ctrl+Alt+D): 「コードの割当」パネルを開きます。
フィルダウン:選択した最初のセルから、同じ列内の他のすべての選択したセルにデータをコピーします。複数のセルを選択するには、CtrlまたはShiftを使用します。
展開: 選択したWBSおよびすべての子WBS要素を展開します。
すべて展開: 選択したプロジェクトのすべてのWBS要素を展開します。
収納: 選択したWBSと、選択したWBSのすべての子レベルを収納します。
すべて収納: 選択したプロジェクトのすべてのWBS要素を収納します。
上へ移動: 選択した項目を階層構造の同じレベル内で上に移動します。
下へ移動: 選択した項目を階層構造の同じレベル内で下に移動します。
右へ移動: 選択した項目を階層構造内の1つ下のレベルに移動します。
左へ移動: 選択した項目を階層構造内の1つ上のレベルに移動します。
「グリッド画面」列:
列メニューを開く
昇順: 選択した列のコンテンツによって現在の画面を昇順でソートする場合にクリックします。
降順: 選択した列のコンテンツによって現在の画面を降順でソートする場合にクリックします。
列でグループ化: 選択した列によって現在の画面をグループ化する場合にクリックします。
列の非表示: 現在の画面から列を除去する場合にクリックします。固定列を非表示にすることはできません。
内容に合せる: 列幅を列の現在のコンテンツに調整する場合にクリックします。
検索および置換: 列のテキストを検索および置換する場合にクリックします。このアクションは、テキストを含む列でのみ使用できます。
列の固定: 現在の画面の固定列リストに対して列を追加または除去する場合にクリックします。
列名の変更: 現在の画面の列の名前を変更する場合にクリックします。
列セレクタを開くボタン
グリッド内の列を追加または除去できるリストを開きます。
「グリッド画面」の列として表示されるデフォルトのフィールドを次に示します。
「プロジェクト」インジケータ
プロジェクトのタイプの視覚的なインジケータ。次のインジケータがあります。
プロジェクト。ステータスは、「計画」、「アクティブ」または「休止/完了」になります。
開示中プロジェクト。
ロックされたプロジェクト。
予算案またはWhat-ifプロジェクト。
チェックアウトされたプロジェクト。
プロジェクト・テンプレート。
開示中プロジェクト・テンプレート。
「WBS」インジケータ
WBSタイプの視覚的なインジケータ。次のインジケータがあります。
WBS。作業を示す各インスタンスは、個別のパッケージへさらに階層分割されます。
「アクティビティ」インジケータ
WBSまたはプロジェクト内のアクティビティ・タイプの視覚的なインジケータ。次のインジケータがあります。
アクティビティ。
マイルストン。
「ID/コード」フィールド
アクティビティまたはWBSの一意の識別子。
「名前」フィールド
アクティビティまたはWBSの名前。
「開始」フィールド
アクティビティの現在の開始日。開始済アクティビティの場合は実績開始日です。未開始アクティビティの場合、プロジェクトがスケジュールされるまで計画開始日になります。スケジュールされると、「開始日」フィールドに残最早開始日が設定されます。
「終了」フィールド
アクティビティの現行終了日。未開始アクティビティの場合、この日付は計画終了日になります。進行中アクティビティの場合、この日付は残最早終了日になります。完了したアクティビティの場合は実績終了日です。
「残余期間」フィールド
アクティビティの残開始日からアクティビティの残終了日までの総作業時間。
残作業時間は、アクティビティのカレンダを使用して計算されます。アクティビティの開始前は、残余期間は計画期間と同じです。アクティビティが完了すると、残余期間はゼロになります。
「アクティビティ完了率」フィールド
完了したアクティビティの率。
計算は、選択した完了率タイプの式に基づきます。完了率タイプには、「工数」、「期間」、「業績」または「スコープ」を指定できます。
選択したアクティビティの完了率タイプが「期間」の場合、完了率は、(計画期間-残余期間) /計画期間として計算されます。
アクティビティの完了率タイプが「工数」の場合、完了率は、(実績労務工数+実績非労務工数) / (実績労務工数+実績非労務工数+残労務工数+残非労務工数)として計算されます。
アクティビティの完了率タイプが「業績」の場合は、ユーザーが手動で完了率を記録するか、ステップを使用して計算するようにフィールドを設定するかのいずれかにします。ステップを使用して計算するには、「プロジェクト・プリファレンス」の「アクティビティ・ステップからアクティビティ完了率を計算」オプションを設定する必要があります。
アクティビティの完了率タイプが「スコープ」である場合、完了率はOracle Primavera Cloudによって計算され、P6では変更できません。
「プライマリ・リソース」フィールド
特定のアクティビティに関連する作業のメインの実行責任者または監督責任者。
アクティビティに割り当てた最初のリソースは、自動的にアクティビティのプライマリ・リソースと識別されます。
ヒント
特定の行または列で実行できるアクションのショートカット・メニューにすばやくアクセスするには、テーブルのセルを右クリックします。
操作方法
- 「プロジェクト」をクリックします。
- 「プロジェクト」ナビゲーション・バーで、「アクティビティ」をクリックします。
- グリッド画面をクリックします。