概要
「Ganttチャート画面」を使用して、プロジェクト内のアクティビティの日付、進捗および関係を表示します。
画面要素
関係ライン
異なるアクティビティ間の関係を表示できます。関係ラインが各ガント棒に接触しているポイントは、開始ポイントであるか終了ポイントであるかに関係なく、アクティビティ間の接続のタイプを決定します。
ガント・チャート画面のタイムスケールを右クリックすると、次のものが表示されます。
「タイムスケール」リスト
ガント・チャートの時間間隔オプション。次のいずれかの間隔を選択します。
週/日: Ganttチャート画面は、週に分割された後、日に分割されます。
月/週: Ganttチャート画面は月に分割された後、週に分割されます。
四半期/月: Ganttチャート画面は四半期に分割された後、月に分割されます。
年/月: Ganttチャート画面は年に分割された後、月に分割されます。
年/四半期: Ganttチャート画面は年に分割された後、四半期に分割されます。
財務期間: ガント・チャートは年単位に分割され、年は財務期間に分割されます。
ズームして合せる: 現在の作業エリアに可能なかぎりデータが表示されるように、現在の画面の高さと幅、またはタイムスケールを調整します。
注意:
- 財務期間タイムスケールを表示するように選択した場合は、タイムスケールで財務期間にカーソルを重ねると、その財務期間の開始日と終了日が表示されます。
アクティビティ・バーにカーソルを置くと、次のフィールドが表示されます。
「アクティビティ名」フィールド
アクティビティの名前。
アクティビティ名は一意である必要はありません。
「アクティビティID」フィールド
アクティビティの一意の識別子。
アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。
たとえば、プレフィックス「PROJ-A#
」とサフィックス「2500
」の結合で増分「5
」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500
」、「PROJ-A#2505
」などになります。
「開始日」フィールド
アクティビティの現在の開始日。開始済アクティビティの場合は実績開始日です。未開始アクティビティの場合、プロジェクトがスケジュールされるまで計画開始日になります。スケジュールされると、「開始日」フィールドに残最早開始日が設定されます。
「終了日」フィールド
アクティビティの現行終了日。未開始アクティビティの場合、この日付は計画終了日になります。進行中アクティビティの場合、この日付は残最早終了日になります。完了したアクティビティの場合は実績終了日です。
線のドラッグ
ガントのバーの開始または終了をドラッグして、進行中または未開始アクティビティの開始日または終了日を変更できます。
ガントに関係ラインが表示されているときにアクティビティ・バーの左または右に直接カーソルを置くと、次のものが表示されます。
関係を作成
新規関係をガントに作成できます。
凡例の表示
ガント・チャートで利用できる現在定義されているバーの詳細記述、および表示する関係ラインが現在選択されているかどうかを表示できます。凡例を非表示にするには、 凡例の非表示をクリックします
ガント設定
ガントの要素を表示または非表示にできます。
計算日 ガントの「計算日」に表す垂直線を表示または非表示にします。複数のプロジェクトが開いている場合、線は、開いているすべてのプロジェクトの最早計算日に描画されます。
関係 ガントのアクティビティ間の関係を表示または非表示にします。
サイト・ライン ガントの垂直サイト・ラインを表示または非表示にします。
進捗スポットライト ガントの進捗スポットライトを表示または非表示にします。
タイムスケール ガントのタイムスケールを選択します。
ヒント
- プロジェクトの期間の一部に財務期間が存在しない場合は、プロジェクトのデータのうち、日付が既存の財務期間外にある部分のデータはガント・チャートに表示されません。
- プロジェクトの期間全体に財務期間が存在しない場合は、データは何もガント・チャートに表示されません。「画面の管理」ダイアログ・ボックスで画面のガント・タイムスケールを変更してください。
- 財務期間のガント・タイムスケールは、「ズームして合せる」を使用したり、タイムスケールをドラッグする方法ではズームできません。
操作方法
- 「プロジェクト」をクリックします。
- 「プロジェクト」ナビゲーション・バーで、「アクティビティ」をクリックします。
- 「アクティビティ」ページで、 「ガント・チャート画面」をクリックします。