「アクティビティ」ページの「WBS全般」詳細ウィンドウ

概要

この詳細ウィンドウでは、アクティビティまたはWBSに関する全般情報を設定します。

注意: 「WBS」詳細ウィンドウを表示するには、画面をWBSのすべてのレベル別にグループ化します。

画面要素

画面をカスタマイズ

「画面をカスタマイズ」ダイアログ・ボックスを開きます。

「全般」詳細ウィンドウ

WBSを選択している場合に「全般」詳細ウィンドウの列として表示されるデフォルトのフィールドのみを次に示します。

「WBSコード」フィールド

WBSの一意の識別子。

「WBS名」フィールド

WBS要素の名前。

「予測開始日」フィールド

計画フェーズで使用される、プロジェクト、EPSノードまたはWBSレベルの予測開始日。この日付は手動で入力し、スケジューリングの影響を受けません。

子要素がない場合、予測開始日はテーブル内の項目にリストされた開始日です。

プロジェクトまたはWBSに割り当てられたアクティビティがない場合、予測開始日は開始日として使用されます。

「予測終了日」フィールド

計画フェーズで使用される、プロジェクト、EPSノードまたはWBSレベルの終了予定日。この日付は手動で入力し、スケジューリングの影響を受けません。

子要素がない場合、予測終了日はテーブル内の項目にリストされた終了日です。

プロジェクトまたはWBSに割り当てられたアクティビティがない場合、予測終了日は終了日として使用されます。

「責任マネージャ」フィールド

WBSタスクの完了に責任を持つ組織ブレークダウン・ストラクチャ(OBS)。

「プロジェクト・ステータス」リスト

プロジェクトまたはWBS要素の現在の状態。アクティビティの場合、このフィールドには親のWBSまたはプロジェクトの現在の状態が反映されます。状態のタイプによって、プロジェクト、WBS、アクティビティおよびリソース割当データがP6 EPPM内のアプリケーションでどのように処理されるかが決まります。

プロジェクトに割り当てたステータスは、そのすべてのWBS要素とアクティビティに自動的に適用されます。新規WBSを作成して保存すると、デフォルトではその親のWBSまたはプロジェクトの「プロジェクト・ステータス」値が自動的に継承されますが、論理制約によってはWBSの個々のステータスを変更できます。たとえば、「アクティブ」プロジェクト内で、「アクティブ」「休止/完了」および「計画」のWBS要素を指定できます。このフィールドには次のステータス値が表示されます。

アクティブ: これは新規プロジェクトのデフォルトの設定です。このステータスを使用して、組織内の権限を持つWBSまたはプロジェクトの実績作業に反映します。プロジェクトを「アクティブ」と指定した場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーは、そのアクティブなWBS要素に含まれるすべてのアクティビティを表示できます。ユーザーはまた、自分のタイムシート権限に応じて、アクティブなWBS要素に含まれるアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うこともできます。

休止/完了: このステータスはWBSまたはプロジェクトに、保留中、中断または非アクティブを指定する場合に使用します。P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーに休止/完了のWBS要素またはプロジェクトに含まれるアクティビティの表示を許可(編集は不許可)するには、「プロジェクト・プリファレンス」ダイアログ・ボックスの「Team Member」ページで「リソースは休止/完了プロジェクトのアクティビティを表示可能」オプションを選択します。

計画: このステータスは、計画フェーズにあるプロジェクトまたはWBSに対する指定に使用します。WBS要素のステータスが「計画」の場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーはそのアクティビティのいずれも表示できません。これによって、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが、まだ正式に「アクティブ」と指定されていない、権限のないアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うことができなくなります。

What If: このステータスはプロジェクト・レベルに対してのみ指定できます。このステータスは、単に検討中またはプロジェクト・スケジュールが明確に定義される前の分析段階である場合に指定します。プロジェクトのステータスが「What If」の場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーは、そのアクティビティのいずれも表示できません。これによって、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが、まだ正式に「アクティブ」と指定されていない、権限のないアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うことができなくなります。

P6 Professionalに作成されたミラー・プロジェクトで、P6にWhat Ifプロジェクトとして表示されます。

リクエスト: このステータスは、任意のタイプのプロジェクト立上げおよびプロジェクト要求ワークフローに関連付けられたプロジェクトに自動的に設定されます。

テンプレート: このステータスは、テンプレート・プロジェクトまたはテンプレート・プロジェクトに属するWBS要素に対してのみ、このフィールドに表示されます。このステータスはP6により設定されるもので、直接この値を設定することはできません。

「当初予算」フィールド

選択したWBSに必要な総見積額(出資されたすべての資金を含む)。

「WBSカテゴリ」フィールド

選択したWBSのカテゴリ。

このカテゴリを使用して、すべてのプロジェクトのWBS情報を編成、フィルタおよび報告します。このカテゴリは、WBS項目が割り当てられているすべてのプロジェクトのWBSに適用されます。

操作方法

  1. 「プロジェクト」をクリックします。
  2. 「プロジェクト」ナビゲーション・バーで、「アクティビティ」をクリックします。
  3. WBSを選択し、「全般」詳細ウィンドウをクリックします。


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最終発行 2023年6月13日