データ・フローについて
データ・フローでは、データを整理および統合して、ユーザーが分析できるキュレートされたデータセットを作成できます。
たとえば、オーダー・データが含まれる2つのデータセットをマージして不要な列を取り除き、オーダーの値を集計して、その結果をOrder Summary
という名前の新しいデータセットに保存できます。
データ・フローを構築するには、ステップを追加します。各ステップでは、データの追加、表の結合、列のマージ、データの変換、データの保存など、特定の機能を実行します。ステップを追加して構成するには、データ・フロー・エディタを使用します。各ステップは、追加または変更時に検証されます。データ・フローを構成したら、それを実行してデータセットを作成します。
独自の列を追加したりデータを変換する際には、様々なSQL演算子(BETWEEN、LIKE、INなど)、条件式(CASEなど)、および関数(Avg、Median、Percentileなど)を使用できます。
データ・フロー・エディタでの作業
データ・フローは、データ・フロー・エディタで構築します。
データ・フロー・エディタでの作業:
名前 | アイコン | 機能 |
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データ・フロー・ステップ | ![]() |
ステップ・ペインを表示します。ここでステップをデータ・フロー・エディタにドラッグ・アンド・ドロップできます。 |
データ・ペイン |
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データ・ペインを表示します。ここでデータ列をデータ・フロー・エディタにドラッグ・アンド・ドロップできます。 |
ステップ・エディタ |
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データ・フロー・エディタの右下隅にある「ステップ・エディタ」アイコンをクリックして、「ステップ・エディタ」ペインの表示と非表示を切り替えます。 |
データのプレビュー |
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データ・フロー・エディタの右下隅にある「データのプレビュー」をクリックして、「データのプレビュー」列ペインの表示と非表示を切り替えます。このペインは、データ・フローに変更を加えると自動的に更新されます。「自動適用」をクリックすると、「データのプレビュー」ペインでステップ変更を自動的にリフレッシュするかどうかを指定できます。 |
使用可能な関数の表示」/「関数の非表示」 |
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式ピック・リストの表示と非表示を切り替えます。このアイコンは、「列の追加」ステップや「列の変換」ステップなど、独自の式を作成できるステップに対してのみ表示されます。 |