品質インサイトとは
Oracle Analyticsでは、データのクレンジングおよびエンリッチに役立つように自動的にデータ品質を分析します。
結合ダイアグラムまたは変換エディタで表を編集する場合、Oracle Analyticsではデータの品質を分析し、各列の上部にあるタイルで品質インサイトと呼ばれるビジュアル・サマリーを提供します。品質インサイトを使用すると、データを探索したり、コンテンツのビジュアルの概要を使用して、データの品質を評価および改善できます。品質サマリーはデータのサンプルに基づいていますが、加えた変更はすべてのデータに適用されます。品質インサイトには、テキストの頻度タイルまたは日付と数値のヒストグラムが表示されます。
品質タイルを使用すると、次のことが可能になります:
- 探索 - インスタント・フィルタ処理を使用してデータをリアルタイムで探索します。これにより、表のすべての列でデータを一時的にフィルタできます。同時に複数の値でフィルタできます。
フィルタされる値は、緑色のボックスでマークされます。フィルタはデータ準備スクリプトに追加されます。
- レビュー- 棒グラフやヒストグラムなどのインタラクティブ・ビジュアライゼーションを使用して、データを評価し、異常および外れ値を識別します。
各列の上部にある品質タイルでは、データの深い意味的な理解に基づいて、その列のコンテンツの品質を即座に評価します。
- 評価 - 品質バーにカーソルを合せると、有効な値と無効な値のパーセンテージを示すポップアップ・サマリーが表示されます。
- 置換または修正 - 異常および外れ値を識別した場合、インライン置換を使用して値を修正します。品質バーでデータ品質の改善に関するフィードバックを即座に取得します。
- スクロール - スクロール可能なミニ・マップを使用して大きなデータセットを移動します。
- 列の名前変更 - よりわかりやすい列名を容易に作成します。
右下にある品質タイル・オプションを切り替えて、品質タイルを表示します。