18 セキュリティ・オプションの概要

このトピックでは、Oracle GoldenGate Classic Architectureのセキュリティ機能について説明しており、Classic ArchitectureとMicroservices Architectureを比較できるようになっています。

機能 Microservices Architecture Classic Architecture

セキュアなデプロイメント

REST APIベースのアクセス

N

Y

セキュアなデプロイメント

ブラウザベース・ユーザー・インタフェース

Y

N

セキュアなデプロイメント

リモート・アクセス・クライアント

ノート:

オンホスト・クライアント・アクセスでは、Oracle GoldenGate MAのデプロイメントへのホスト上のアクセスはサポートされませんが、Classicでは仮想ホスト上の存在が提供されます。

N

Y

認証と認可

TLS 1.2セキュア・ネットワーク通信

Y

N

認証と認可

証明書ベースの認証

N

Y

認証と認可

ロールベースのアクセス制御

N

Y

認証と認可

外部アイデンティティ・プロバイダのサポート

N

Y

保存データ

証跡ファイルの暗号化

Y

Y

保存データ

KMS統合(Oracle Key Vault)

Y

Y

保存データ

複数のマスター・キー

N

Y

移動中のデータ

透過的リバース・プロキシとフォワード・プロキシのサポート

Y

N

移動中のデータ

ターゲット開始パスを使用したDMZサポート

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ノート:

Oracle GoldenGate MAレシーバ・サービスは、分散パスを開始できます。

Y

連邦政府セキュリティ

FIPS

Y

Y

付録

OWASPガイドライン

Y

N

次の表では、Oracle GoldenGate Classic Architectureで保護されている機能について詳細を示します。

セキュリティの目標 保護対象 セキュリティ機能 サポートされているデータベースおよびプラットフォーム

デプロイメントの保護

データベースへのログイン用にOracle GoldenGateプロセスに割り当てられたユーザーIDとパスワード(資格証明)

資格証明ストアのアイデンティティ管理

資格証明ストアでのアイデンティティ管理

資格証明ストアは、この機能をサポートしているプラットフォームで推奨されるパスワード管理方法です。NonStopプラットフォームでは無効です。

保存データの保護

マスター暗号化キー

Oracle Key Vaultを使用したデータ暗号化の管理

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すべてのデータベース

保存データの保護

証跡内またはExtractファイル内のデータ

マスター・キーとウォレット方式を使用したデータ暗号化

マスター・キーとウォレット方式は、これをサポートしているプラットフォームで推奨される方法です。NonStopプラットフォームでは無効です。

保存データの保護

TCP/IPネットワークを通じて送信されるデータ

マスター・キーとウォレット方式を使用したデータ暗号化

マスター・キーとウォレット方式は、これをサポートしているプラットフォームで推奨される方法です。NonStopプラットフォームでは無効です。

移動中のデータの保護

FIPS-140。

CryptoEngine

Oracle GoldenGate ClassicおよびMicroservicesアーキテクチャとOracle GoldenGateサポート対象データベースの場合に有効です。

Oracle GoldenGateでサポートされている、Linux-x64上およびWindows-x64上のすべてのデータベースで有効です。