デプロイメントについて

この項では、デプロイメントとそのタイプについて学習します。

トピック:

デプロイメントとは

デプロイメントは、選択したデータベースにOracle GoldenGate Microservicesを設定するための構成パッケージです。デプロイメントは、セキュアまたは非セキュアに設定でき、Service Managerに追加されます。

Oracle GoldenGate構成ウィザード(OGGCA)は、デプロイメントを構成できるユーティリティです。OGGCAを使用したデプロイメント関連の様々なオプションの構成の詳細は、「デプロイメントの追加」トピックを参照してください。

ホスト・サーバーで初めてデプロイメントの構成を開始する場合:

  • セキュアなデプロイメントが必要かセキュアでないデプロイメントが必要かを判断します。これは、構成後に、セキュアなデプロイメントをセキュアでないデプロイメントに、またはセキュアでないデプロイメントをセキュアなデプロイメントに変更できないためです。

  • ホスト・サーバーに新しいService Managerを構成します。初回の構成後は、すべての新しいデプロイメントを、ホスト・サーバーで使用可能な既存のService Managerに追加する必要があります。

ノート:

ホスト・サーバーごとにService Managerを1つ用意して、Oracle GoldenGateのリリースに伴うアップグレードとメンテナンスのタスクの重複を回避することをお薦めします。

セキュアなデプロイメント

セキュアなデプロイメントを設定する場合、デプロイメント構成には、サーバー証明書およびクライアント証明書を使用してセキュアなSSL/TLS接続を設定するためのオプションが用意されています。

セキュアなデプロイメントでは、SSL/TLS接続を介したRESTful APIコールを使用して、Distribution ServiceとReceiver Serviceの間で証跡データを転送します。

ソース・デプロイメントとターゲット・デプロイメントのセキュリティの構成の詳細は、「デプロイメントの追加」トピックの「セキュリティ・オプションの指定」を参照してください。

セキュアでないデプロイメント

セキュアでないデプロイメントの場合、デプロイメントにサーバーおよびクライアント側の証明書を適用する必要はありません。RESTful APIコールは、ネットワーク経由でプレーンテキストHTTPを介して実行されます。

ローカル・デプロイメントとリモート・デプロイメント

  • ローカル・デプロイメント: ローカル・デプロイメントの場合、ソース・データベースとOracle GoldenGateは同じサーバーにインストールされます。ローカル・デプロイメントでは、追加の考慮事項は必要ありません。

  • リモート・デプロイメント: リモート・デプロイメントの場合、ソース・データベースとOracle GoldenGateは個別のサーバーにインストールされます。