スタンバイREDOログ・ファイルをローカルにアーカイブするためのデータベースの構成
この手順では、ソース・データベースのオンラインREDOログからREDOデータを受信するスタンバイREDOログをアーカイブするようダウンストリーム・マイニング・データベースを構成します。外部アーカイブ・ログは、ダウンストリーム・マイニング・データベースのリカバリ領域にアーカイブできないことに注意してください。
スタンバイREDOログをローカルでアーカイブする手順:
- ダウンストリーム・マイニング・データベースで、次の例に示すように、2つ目のアーカイブ・ログの宛先を
LOG_ARCHIVE_DEST_n
初期化パラメータに設定します。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_2='LOCATION=/home/arc_dest/srl_dbms1 VALID_FOR=(STANDBY_LOGFILE,PRIMARY_ROLE)'
外部アーカイブ・ログ(リモート・ソース・データベースからのログ)はローカル・マイニング・データベース・ログ・ファイルと分けて保管し、ログ・ファイル同士も分けて保管することをお薦めします。外部アーカイブ・ログのステージングにダウンストリーム・マイニング・データベースのリカバリ領域を使用することはできません。
- 前のステップで設定した
LOG_ARCHIVE_DEST_2
パラメータを次の例に示すように有効にします。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_2=ENABLE