オブジェクト名

Oracle GoldenGateでは、データベース定義のオブジェクト名、ケースおよび文字セットが保持されます。このサポートにより、データベース階層のすべてのレベルにおいて、シングルバイト名とマルチバイト名、記号およびアクセント文字が保持されます。

DDL同期をサポートするパラメータの入力として指定する場合、オブジェクト名は2つの部分または3つの部分からなる名前として完全修飾されている必要があります。DDL同期をサポートする構成パラメータで、疑問符(?)およびアスタリスク(*)のワイルドカードを使用してオブジェクト名を指定できます。ただし、ワイルドカード指定も、2つの部分または3つの部分からなる名前として完全修飾されている必要があります。ワイルドカードを適切に処理するために、WILDCARDRESOLVEパラメータがデフォルトでDYNAMICに設定されています。WILDCARDRESOLVEがこれ以外に設定されている場合、DDL操作を処理するOracle GoldenGateプロセスが異常終了し、エラーがプロセス・レポートに書き込まれます。