REDOをマイニング・データベースに送信するための最初のソース・データベースの準備
REDOをマイニング・データベースに送信するための最初のソース・データベースを準備する手順:
- DBMS1ソース・データベースが、必要とされる互換性で稼働していることを確認します。
キャプチャに必要な最低限の互換性設定は、11.1.0.0.0です。select name, value from v$parameter where name = 'compatible'; NAME VALUE --------- --------------------- compatible 11.1.0.0.0
- DBMS1ソース・データベースで
DG_CONFIG
を設定します。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_CONFIG='DG_CONFIG=(dbms1, dbmscap)';
- DBMS1ソース・データベースでREDO転送を設定します。REDOデータをダウンストリーム・マイニング・データベースの外部アーカイブ・ログに直接送信する場合、
TEMPLATE
句は必須です。ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_2='SERVICE=DBMSCAP.EXAMPLE.COM ASYNC OPTIONAL NOREGISTER TEMPLATE='/usr/orcl/arc_dest/dbms1/dbms1_arch_%t_%s_%r.log VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILES,PRIMARY_ROLE)DB_UNIQUE_NAME=dbmscap';
- ダウンストリームの宛先を有効にします。
ALTER SYSTEM SET LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_2=ENABLE;
ノート:
同一のソース・データベースからデータをキャプチャする(前述の例でデータベースDBMS1の変更をキャプチャするなど)かぎり、ダウンストリーム・マイニング・データベースにリアルタイムExtractモードで実行するExtractを複数作成できます。