Oracle GoldenGate Classic ArchitectureからMicroservices Architectureへの接続

Oracle GoldenGate Classic Architectureは、管理クライアントおよびGGSCIのデータ・ポンプExtractを使用してMicroservices Architectureに接続します

ノート:

Oracle GoldenGate Classic ArchitectureのポンプExtractでは、受信サーバーのポートがイングレス・トラフィック用に開かれている、保護されていないMicroservice Architectureデプロイメントにのみ接続できます。

前述の要件がセキュリティ上の懸念事項である場合は、同じターゲットにClassic ArchitectureとともにMicroservices Architectureをインストールし、リバース・プロキシ・サーバーを使用してこれら2つのMicroservices Architectureデプロイメントの間のwss分散パスを許可することをお薦めします。この分散パスが確立された後は、そのClassic Architectureデプロイメントで、ターゲット上の同じ場所から証跡を取得できます。

Oracle GoldenGate Classic ArchitectureとMicroservicesを接続するには、次のステップに従います。

ノート:

Oracle GoldenGate Classic ArchitectureとMicroservicesの間の接続の確立では、保護されていないMAデプロイメントのみがサポートされています。保護されているMicroservices Architectureデプロイメントはサポートされていません。
データ・ポンプExtractの作成

ノート:

このタスクを実行するには、既存のデータ・ポンプExtractがClassic Architectureで実行されている必要があります。
  1. GGSCIにログインします。

  2. 次のコマンドを使用して、データ・ポンプExtractを追加します。

    ADD EXTRACT dp_name, EXTTRAILSOURCE ./dirdat/aa

    この例では、データ・ポンプExtractの名前としてdp_nameを使用します。

  3. 次のコマンドを使用して、データ・ポンプExtractにリモート証跡を追加します。

    ADD RMTTRAIL ab, EXTRACT dp_name, MEGABYTES 500
  4. 次のコマンドを使用して、データ・ポンプExtractのパラメータ・ファイルを編集します。

    EDIT PARAMS dp_name

    データ・ポンプExtractパラメータ・ファイルの例を次に示します:

    EXTRACT dp_name
    RMTHOST hostname-or-IP-address, PORT receiver-service-port
    RMTTRAIL ab
    PASSTHRU
    TABLE pdb.schema.table;
    
データ・ポンプExtractの起動

次のコマンドを使用して、データ・ポンプExtract dp_nameを起動します。

START EXTRACT dp_name

データ・ポンプExtractが起動されると、Receiver Serviceでパスが確立され、リモート証跡ファイルの読取りが開始されます。リモート証跡ファイルは、Receiver Serviceが実行されている関連デプロイメントの$OGG_VAR_HOME/lib/data内にあります。