ユーザー・イグジット関数を使用する方法のサンプルの表示
Oracle GoldenGateでは、Oracle GoldenGateのインストール・ディレクトリのUserExitExamples
ディレクトリに次のサンプル・ユーザー・イグジット・ファイルがインストールされます。
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exitdemo.c
は、ユーザー・イグジットを初期化し、特定のイグジット・ポイントでコールバックを発行して、データを変更する方法を示しています。また、完全修飾の表名または特定のメタデータ部(カタログやコンテナの名前、スキーマ、または修飾されていない表名など)の取得方法も示しています。さらに、このデモはDDLデータがどのように処理されるかも示しています。このデモは、データベース・タイプに固有ではありません。 -
exitdemo_utf16.c
は、ユーザー・イグジットとコール元プロセスの間で交換される情報のコールバック構造で、UTF16エンコードのデータ(メタデータと列データの両方)を使用する方法を示しています。 -
exitdemo_more_recs.c
は、同じ入力レコードを複数回使用して複数のターゲット・レコードを生成する方法の例を示しています。 -
exitdemo_lob.c
は、LOBデータに対する読取りアクセスを取得する方法の例を示しています。 -
exitdemo_pk_befores.c
は、主キーの更新レコードの変更前および変更後イメージの一部と、通常の更新(キー以外の更新)の変更前イメージにアクセスする方法を示しています。また、競合検出の手段として、Replicatパラメータ・ファイルのSQLEXEC
を使用してターゲット行の値を取得する方法も示しています。ターゲットからフェッチされた値は、ユーザー・イグジットに取得された時点でターゲット・レコードとしてマップされます。
各ディレクトリには、.c
ファイルに加え、makefileおよびreadme.txt
ファイルが含まれます。