ADD CHECKPOINTTABLE

Replicat for Java、Oracle GoldenGate Applications AdapterまたはOracle GoldenGate for Big Dataには無効です。

ADD CHECKPOINTTABLEでは、ターゲット・データベースにチェックポイント表を作成します。Replicatは、リカバリで活用するために、この表を使用してトレイル内の読取り位置のレコードを保持します。

チェックポイント表を使用すると、チェックポイントがReplicatトランザクションの一部になるので、使用を強くお薦めします。これによりReplicatは、特定の状況において、チェックポイントのみを使用するときよりも容易にリカバリできます。パラレルおよび調整Replicatにはチェックポイント表が必要です。

GLOBALSファイルのCHECKPOINTTABLEパラメータで1つの表を指定する場合、この表を1つのOracle GoldenGateインスタンス内のすべてのReplicatグループのデフォルト・チェックポイント表として使用できます。Oracle GoldenGateの複数のインスタンス(複数インストール)は同じチェックポイント表を使用できます。同じReplicatグループ名が異なるインスタンスに存在する場合でも、Oracle GoldenGateはチェックポイントを追跡します。

このコマンドを使用する前に、DBLOGINコマンドを使用してデータベース接続を確立してください。この表の列の名前または属性は変更しないでください。ただし、表記憶域の属性は変更できます。

チェックポイントについてを参照してください。

GGSCI構文

ADD CHECKPOINTTABLE [[container. | catalog.]owner.table]
container. | catalog.

Oracleプラガブル・データベース(該当する場合)。このオプションを省略すると、プラガブル・データベースのデフォルトはDBLOGINコマンドのSOURCEDBUSERIDまたはUSERIDALIAS部分(データベースにより異なる)と関連するものになります。

owner.table

作成するチェックポイント表の所有者および名前。名前には、引用符、バックスラッシュ、ドル記号、パーセント記号などの特殊文字を含めることはできません。

MySQLチェックポイント表の名前には最大30文字を含めることができます。

この表をデフォルトのチェックポイント表として使用し、この表をGLOBALSファイルのCHECKPOINTTABLEに指定している場合は、所有者と名前を省略できます。

必須ではありませんが、Oracle GoldenGate専用のスキーマでこの表を作成することをお薦めします。所有者と名前を指定しない場合、デフォルト表はGLOBALSパラメータ・ファイルのCHECKPOINTTABLEパラメータに基づいて作成されます。

統計の表示やこの表の削除で必要になるため、この表の名前を記録しておいてください。

Replicatを追加するとき、またはReplicatを削除するときに使用されるチェックポイント表の名前を記録し、DELETE CHECKPOINTTABLEコマンドを使用してチェックポイント表を削除する必要があります。

次の例では、GLOBALSファイルに指定されているデフォルト名でチェックポイント表を追加します。

ADD CHECKPOINTTABLE

次の例では、ユーザー定義名でチェックポイント表を追加します。

ADD CHECKPOINTTABLE ggadmin.ggs_checkpoint