ADD DISTPATH
ADD DISTPATH
を使用すると、配布パスを作成できます。分散パスは、ソース・デプロイメントからそのターゲット・デプロイメントに証跡を送信するために、あるデプロイメントの分散サービスを別のデプロイメントのレシーバ・サービスにリンクするために作成されます。
構文
ADD DISTPATH path-name
SOURCE source-uri
TARGET target-uri|
[TARGETTYPE ( MANAGER | COLLECTOR | RECVSRVR )] |
AUTHENTICATION ( OAUTH
| (CERTIFICATE certificate-name)
| (USERIDALIAS alias [DOMAIN domain])
| [ENCRYPTIONPROFILE encryption-profile-name ]
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path-name
-
追加する必要がある配布パスの一意の名前。
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source-uri
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ソース・キーワードの後にソースURIを指定して、データの発生元を示します。このURIの形式には、プロトコル(証跡のみをサポートします)、ホスト名、分散サービスのポート番号およびソース証跡ファイルの場所が含まれます。
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target-uri
-
ターゲット・キーワードの後にターゲットURIを指定して、データの送信先を示します。このURIの形式は次のとおりです。
サポートされているプロトコル
udt
、ogg
、Webソケットws
または保護されたWebソケットwss
ホスト名、
レシーバ・サービスのポート番号。
およびターゲット証跡ファイルの場所。
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TARGETTYPE
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配布パスでレガシー・プロトコルが使用される場合のターゲット・タイプを指定します。この引数は、ターゲットURIスキーマが
ogg://
の場合にのみ有効です。ターゲットがマネージャを実行するレガシー・デプロイメントの場合は、
MANAGER
を選択します。ターゲットが静的コレクタを実行するレガシー・デプロイメントの場合は、
COLLECTOR
を選択します。レシーバ・サービスが実行されているMicroservices Architectureデプロイメントの場合は、
RECVSRVR
を選択します。
例
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ADD DISTPATH dpe SOURCE trail://localhost:9002/services/v2/sources?trail=ea TARGET wss://localhost:9003/services/v2/targets?trail=ea
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ターゲット証跡には、証跡ファイルが含まれるディレクトリを指定する必要があります。この例では、デフォルトの
dirdat
ディレクトリを使用しています。ADD DISTPATH dpe SOURCE trail://localhost:9002/services/v2/sources?trail=ea TARGET ogg://localhost:9003/services/v2/targets?trail=dirdat/eb TARGETTYPE MANAGER
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完全修飾
DBLOGIN USERIDALIAS
。ADD DISTPATH dpe SOURCE ... TARGET ws://recvsrvr-host:recvsrvr-port ... AUTHENTICATION USERIDALIAS target-dblogin-useridalias DOMAIN target-domain
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デフォルト・ドメインからの
DBLOGIN USERIDALIAS
。ADD DISTPATH dpe SOURCE ... TARGET wss://recvsrvr-host:recvsrvr-port ...
この実装の例を次に示します。ADD DISTPATH dpe SOURCE ... TARGET wss://recvsrvr-host:recvsrvr-port ... AUTHENTICATION USERIDALIAS ggeast DOMAIN OracleGoldenGate
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または、資格証明ストアで管理されている
USERIDALIAS
で認証するために、base64-encoded user:password
を指定してコマンドを実行することもできます。ADD DISTPATH dpe SOURCE ... TARGET ws://webuser:webpass@recvsrvr-host:recvsrvr-port...
この例では、
webuser
がユーザーで、webpass
がパスワードです。