ADD RMTTRAIL
ADD RMTTRAIL
では、リモートのターゲット・システム上にReplicatによるオンライン処理用の証跡を作成します。このコマンドは次のことを実行します。
-
最大ファイル・サイズを割り当てます。
-
証跡をExtractグループに関連付けます。
-
ポンプExtractのリモート証跡を使用します。
構文
ADD RMTTRAIL trail_name, EXTRACT group_name
[, FORMAT RELEASE major.minor]
[, MEGABYTES n]
[, SEQNO n]
-
trail_name
-
Microservices Architectureの場合、2文字(英数字)の最大証跡名がパスなしでリストされ、最初の文字は数値にできません。たとえば、
ea
です。Oracle GoldenGateは、新しいファイルが作成されるたびに、この名前に9桁の順序番号を追加します。たとえば、
ea
という名前の証跡では、ea000000000
、ea000000001
という名前の証跡ファイルになります。 -
group_name
-
トレイルに関連付けるExtractグループ名。リモート証跡は1つのExtractにのみ割り当てることができます。複数のExtractが同じ証跡に書き込むことはできません。ただし、1つのExtractが複数の異なるリモート証跡に書き込むことはできます。
-
MEGABYTES
n
-
トレイル内のファイルの最大サイズ(MB)。デフォルトは500ですが、値は1MBから2000MB (最大)までの間で指定できます。
-
SEQNO
n
-
トレイル内の最初のファイルのトレイル順序番号を、指定した数字から開始させます。先行ゼロは付けないようにしてください。たとえば、
ea
という名前の証跡を3番から開始するには、SEQNO 3
と指定します。実際のファイル名は、ea000000003
になります。このオプションは、トラブルシューティングのために、Replicatの読取り位置を特定の順序番号のトレイルに変更する必要があるときに使用できます。これにより、所定の順序番号を読み取るようにReplicatの設定を変更する必要がなくなります。