ADD TRACETABLE
ADD TRACETABLE
では、Oracle Databaseにトレース表を作成します。トレース表は、USERID
またはUSERIDALIAS
パラメータで構成したOracle GoldenGate Extractユーザーのスキーマにある必要があります。トレース表により、双方向同期構成でReplicatトランザクションがもう一度抽出されることを防止できます。
このコマンドを使用する前に、DBLOGIN
コマンドを使用してデータベース接続を確立してください。
表2-1トレース表の説明
名前 | NULLかどうか | タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
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Replicatグループまたは特別実行プロセスの名前。 |
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Replicatグループまたは特別実行プロセスのユーザーID。 |
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トランザクションのタイムスタンプ。 |
構文
ADD TRACETABLE [[container
.]owner.table]
-
container
-
データベースがマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)の場合、プラガブル・データベース。
-
owner.table
-
(オプション)トレース表にデフォルトの
GGS_TRACE
と異なる名前を指定する場合にのみ使用します。所有者は、Extractパラメータ・ファイルのUSERID
またはUSERIDALIAS
USERIDパラメータで指定した所有者と同一である必要があります。デフォルト名を使用するには、この引数を省略します。可能なときは常にデフォルトの表名を使用してください。デフォルトの
GGS_TRACE
以外のトレース表名を指定する場合は、ExtractおよびReplicatパラメータ・ファイルのTRACETABLE
パラメータを使用して指定します。この名前は、パラメータ・ファイルでの使用および統計の表示や表の削除に必要になるため記録しておきます(「TRACETABLE | NOTRACETABLE」を参照)。