ALLOWNESTED
ALLOWNESTED
およびNOALLOWNESTED
コマンドでは、ネストされたOBEY
ファイルの使用を有効にします。ネストされたOBEY
ファイルとは、他のOBEY
ファイルが含まれるOBEYファイルです。「OBEY」を参照してください。
構文
ALLOWNESTED | NOALLOWNESTED
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ALLOWNESTED
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ネストされた
OBEY
ファイルを使用できるようにします。ネストされたファイルの数に上限はありません。 -
NOALLOWNESTED
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これはデフォルトの設定です。ネストされたobeyファイルを実行しようとすると、次のエラーが表示されます。
Nested OBEY scripts not allowed. Use ALLOWNESTED to allow nested scripts.
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次に、ネストされた
OBEY
ファイルの例を示します。OBEY
ファイル名をaddcmds.txt
とします。このファイル内には、startcmds.txt
という名前のOBEY
ファイルを呼び出して別のコマンド・セットを実行する、別のOBEY
コマンドも含まれています。次の例では、Extract、Replicatおよび証跡ファイルを追加するOBEYファイル(
adder.oby
)を作成し、別のobeyファイル(startcmds.oby)を含めます。vi ADDER.oby DBLOGIN USERIDALIAS ggeast ADD EXTRACT exte, TRANLOG, BEGIN NOW ADD EXTTRAIL east/ea, EXTRACT exte ADD REPLICAT repe, EXTTRAIL east/ea, BEGIN NOW OBEY startcmds.oby
startcmds.oby
ファイルには次のものが含まれています:START EXTRACT * INFO EXTRACT *, DETAIL START REPLICAT * INFO REPLICAT *, DETAIL
コマンドラインからこれらのobeyコマンドを実行するには、ALLOWNESTEDコマンドを使用する必要があります。
ALLOWNESTED OBEY adder.oby