CLEANUP REPLICAT

CLEANUP REPLICATでは、特定のReplicatグループの実行履歴を削除します。このコマンドでは、最後の実行レコードがそのまま保持されるので、Replicatは停止した場所から処理を再開できます。

このコマンドを使用する前に、STOP REPLICATコマンドを発行してReplicatを停止してください。

構文

CLEANUP REPLICAT group_name[threadID] [, SAVE count]
group_name[threadID]

次のいずれか1つを使用します。

  • group_name: 1つのReplicatグループ名、または複数のグループを指定するワイルドカード(*)。たとえば、T*と指定すると、名前がTから始まるすべてのReplicatグループの実行履歴が削除されます。指定したグループ(または複数のグループ)が調整Replicatの場合、実行履歴の削除はすべてのスレッドに適用されます。

  • group_namethreadID: 調整Replicatのスレッド。完全名(グループ名とthreadID)で識別されます(例: finance003)。

SAVE count

指定した数の最新のレコードを削除から除外します。

次の例では、最新レコード以外のすべてのレコードを削除します。

CLEANUP REPLICAT repe

次の例では、最新の5レコード以外のすべてのレコードを削除します。

CLEANUP REPLICAT *, SAVE 5

次の例では、調整Replicatグループfinのスレッド3の、最新の5レコード以外のすべてのレコードを削除します。

CLEANUP REPLICAT repe, SAVE 5