RENEW MASTERKEY

RENEW MASTERKEYコマンドでは、新しいバージョンのマスター暗号化キーをマスター・キー・ウォレットに作成します。キーの名前は同じですが、ビットの順序は異なります。マスター・キーのすべてのバージョンは、DELETE MASTERKEYコマンドで削除用にマークされてウォレットがPURGE WALLETコマンドでパージされるまで、ウォレット内に保持されます。

このコマンド、またはマスター・キーを追加や削除、あるいはウォレットをパージするコマンドを使用する前にOPEN WALLETコマンドを使用する必要があります。

共有記憶域に一元的に保持されないウォレットのマスター・キーが更新された後は、このウォレットを使用するOracle GoldenGate構成内のすべての他のシステムに更新されたウォレットをコピーできます。これを行う前に、Extractを停止して、すべてのダウンストリームOracle GoldenGateプロセスにトレイルの処理の終了を許可してから停止する必要があります。ウォレットが所定の場所にコピーされた後、プロセスを再開できます。

構文

RENEW MASTERKEY

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