STATS REPLICAT
STATS REPLICAT
では、1つ以上のReplicatグループの統計を表示します。調整Replicatグループのスレッド統計が次のように示されます。
構文
STATS REPLICAT group_name
[, statistic]
[, DDLSONLY]
[, TABLE [container
. | catalog
.]schema
.table]
[, TOTALSONLY [container
. | catalog
.]schema
.table]
[, REPORTCDR]
[, REPORTCHARCONV]
[, REPORTDETAIL | NOREPORTDETAIL]
[, REPORTRATE {HR | MIN | SEC}]
-
group_name
-
1つのReplicatグループ名、または複数のグループを指定するワイルドカード(*)。たとえば、
T*
と指定すると、名前がTから始まるすべてのReplicatグループの統計が表示されます。 -
statistic
-
表示する統計。カンマで区切ることによって複数の統計を指定できます(たとえば
STATS REPLICAT finance, TOTAL, DAILY
)。 - DDLSONLY
-
読取り可能なフォーマットでDDL文の数を含むDDL文の統計を表示します。
-
TABLE [container. | catalog.]schema.table_name]
-
指定した表、またはワイルドカード(*)で指定した表グループのみの統計を表示します。表の名前またはワイルドカード指定は2つの部分または3つの部分からなる完全修飾名である必要があります(たとえば
hr.emp
または*.*.*
)。 -
TOTALSONLY [container. | catalog.]schema.table_name]
-
指定した表、またはワイルドカード(*)で指定した表グループの統計サマリーを表示します。表の名前またはワイルドカード指定は2つの部分または3つの部分からなる完全修飾名である必要があります(たとえば
hr.emp
または*.*.*
)。 -
REPORTCDR
-
競合の検出および解決のための統計を表示します。次の統計があります。
-
合計CDR競合
-
成功したCDR解決
-
失敗したCDR解決
-
CDR
INSERTROWEXISTS
競合 -
CDR
UPDATEROWEXISTS
競合 -
CDR
UPDATEROWMISSING
競合 -
CDR
DELETEROWEXISTS
競合 -
CDR
DELETEROWMISSING
競合
-
-
REPORTCHARCONV
-
文字セット変換が実行されるときに文字検証の統計を報告します。次の統計が
STATS
出力に追加されます。Total column character set conversion failure
: 現在のReplicat実行における検証または変換の失敗の数。Total column data truncation
: 文字セット変換の結果、現在のReplicat実行において列データが切り捨てられた回数 -
REPORTDETAIL | NOREPORTDETAIL
-
コリジョン・エラーが原因でレプリケートされなかった操作を出力に含めるかどうかを制御します。出力を有効にすると、このような操作が通常の統計(実行されたINSERT、UPDATEおよびDELETE操作)、および詳細な表示の統計でレポートされます。たとえば、10レコードがINSERT操作で、キーの重複が原因でこれらすべてのレコードが無視された場合、レポートにはINSERT操作数10、コリジョンが原因で破棄された操作数10と出力されます。デフォルトは
REPORTDETAIL
です。 -
REPORTRATE
{HR | MIN | SEC}
-
統計を絶対値ではなく処理レートとして表示します。
例
-
次の例では、特定の表について、プロセス起動後および現在の時間の開始後の1分当たりの統計を表示しし、最新の統計をリセットします。破棄された操作の統計はレポートされません。
STATS REPLICAT finance, TOTAL, HOURLY, TABLE sales.acct, REPORTRATE MIN, RESET, NOREPORTDETAIL
-
次の例は前述の例と同じ統計を表示しますが、調整Replicatグループのスレッド3が対象です。
STATS REPLICAT fin003, TOTAL, HOURLY, TABLE sales.acct, REPORTRATE MIN, RESET, NOREPORTDETAIL