デフォルトの列マッピングの理解

自己記述型の証跡ファイルについて、COLMATCHまたはCOLMAPを使用した明示的な列マッピングが存在しない場合、Oracle GoldenGateでは、デフォルトで次のルールに従ってソース列とターゲット列がマップされます。

これは、SOURCEDEFSまたはTARGETDEFSを使用している場合は当てはまりません。

  • ソース列の名前および大/小文字がターゲット列のものと正確に一致することが検出された場合、2つの列はマップされます。

  • 大/小文字が一致しないことが検出された場合、名前のフォールバック・マッピングが使用されます。フォールバック・マッピングでは、大/小文字を区別せずにターゲット表のマッピングを実行して、一致する名前を探します。大文字の名前を使用して、厳密でない列名のマッチングが適用されます。この動作は、GLOBALSパラメータのNAMEMATCHIGNORECASEによって制御されます。名前のフォールバック照合は、NAMEMATCHEXACTパラメータを使用して無効にすることも、NAMEMATCHNOWARNINGパラメータを使用して、有効にしたまま警告メッセージを表示することもできます。

  • どのソース列にも対応していないターゲット列には、データベースによって指定されたデフォルト値が割り当てられます。

デフォルトのマッピングを実行できない場合、ターゲット列は、デフォルトで次の表に示されているいずれかの値になります。

列タイプ

数値

ゼロ (0)

文字またはVARCHAR

空白

日付または日時

現在の日時

NULL値を使用できる列

Null