プロセス・レポートの使用
プロセス・レポートを使用して、(プロセスに応じて)次の情報を表示できます。
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使用中のパラメータ
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表および列マッピング
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データベース情報
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実行時メッセージおよびエラー
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処理された操作の数に関する実行時統計
Extract、ReplicatおよびManagerのすべてのプロセスで、レポート・ファイルが生成されます。このレポートは、実行中に発生した問題(無効なマッピング構文、SQLエラー、接続エラーなど)を診断する場合に役立ちます。
プロセス・レポートを表示するには、次のいずれかの方法を使用します。
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標準のシェル・コマンドによるテキスト・ファイルの表示
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Oracle GoldenGate Monitor
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GGSCIの
VIEW REPORTコマンド。 -
プロセスがレポートを生成せずに異常終了した場合に情報を表示するには、次のコマンドを使用して、(GGSCIでなく)オペレーティング・システムのコマンド・シェルからプロセスを実行し、端末に情報を送信します。
processparamfilepath.prm説明:
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processの値は、extractまたはreplicatです。 -
path.prmの値は、パラメータ・ファイルの完全修飾名です。たとえば:replicat paramfile /ogg/dirdat/repora.prm
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デフォルトでは、レポートのファイル拡張子は.rptです(EXTORA.rptなど)。デフォルトの場所は、Oracle GoldenGateディレクトリのdirrptサブディレクトリです。ただし、これらのプロパティは、グループを作成するときに変更できます。レポート・ファイルは、一度作成したら、処理の開始後にOracle GoldenGateを適切に動作させるため、元の場所から移動しないでください。
プロセス・レポートの名前と場所を確認するには、GGSCIでINFO EXTRACT、INFO REPLICAT、INFO MANAGERのいずれかのコマンドを使用します。