3 データ・レプリケーションの使用

表およびスキーマ・レベルのトランザクション・ロギング(TRANDATA/SCHEMATRANDATA)、チェックポイント表およびハートビート表の追加など、Extract、Replicatおよびデータベース資格証明のすべての設定タスクをAdministration Serviceホームページから実行できます。

デプロイメントの追加時に作成されたセキュリティ・ユーザーよりもきめ細かいタスクを実行する権限を持つ、追加のロールベースのユーザーを作成できます。Service Managerデプロイメントで作成されるユーザーとは異なり、Administration ServiceユーザーはExtract、Replicat、パス、資格証明を作成し、デプロイメント関連の設定を調整できますが、Service Managerユーザーはデプロイメントおよび個々のサービスを有効化、無効化、起動および停止できます。

Administration Serviceから管理ロールを持つユーザーも作成します。デプロイメント時に作成される初期ユーザーは、セキュリティ管理ロールです。セキュリティ管理ユーザーは他のタスクを実行できません。そのため、管理ロールを持つユーザーを作成する必要があり、このユーザーはExtractおよびReplicatプロセスの作成に使用されます。

Service Managerデプロイメント・ユーザーは、Service Manager Webインタフェースから作成されます。これらのユーザーは、マイクロサービスおよびService Manager自体を起動および停止できます。

Administration Serviceから作成されたユーザーは、Extract、Replicatおよびその他のプロセスを作成できます。

トピック:

3.1 Administration Serviceホームページのクイック・ツアー

Service Managerホームページで「Administrator Service」リンクをクリックすると、Administrator Serviceのログイン・ページが表示されます。ログイン後、このWeb UIからExtractおよびReplicatプロセスを構成できます。

Administration Serviceホームページを使用して、ExtractとReplicatを追加します。ホームページ上の表にクリティカル・イベントの重大度が表示されます。左側のナビゲーション・ペインを使用して、様々な構成の詳細、重大な問題と診断のリスト、および管理者のリストにアクセスすることもできます。

Administration Serviceホームページの概要が把握できたところで、このページで実行できる重要な操作の一部について説明します。

操作 説明

表形式でホームページを表示

「表レイアウト」スイベルを使用して表形式のオンとオフを切り替えます。

ExtractおよびReplicatを表示

ホームページの統計に、ExtractとReplicatの状態(「開始中」、「実行中」、「停止済」、「異常終了」、「強制終了」)が表示されます

Extractを追加

「Extractを追加する方法」を参照してください

Replicatを作成

「Replicatを追加する方法」を参照してください

Extractを停止および起動

Extract操作の使用

Replicatの停止および起動

「Replicat操作の使用」を参照してください

クリティカル・イベントを表示および検索

「クリティカル・イベント」表を使用してイベントの重大度をモニターし、必要であれば特定のイベントを検索することもできます。

3.2 データベース資格証明を追加する方法

ExtractおよびReplicatプロセスを作成および実行するには、データベース資格証明を設定する必要があります。

  1. Administration Serviceインタフェースを起動してログインします。

  2. 「アプリケーション・ナビゲーション」ペインで「構成」をクリックします。

  3. 「資格証明」の隣の+記号をクリックし、新しい資格証明の別名を設定して、「発行」をクリックします。

  4. 「ログイン」アイコンをクリックして、新しい別名を使用してデータベースに正常にログインできることを確認します。

    エラーが発生した場合は、「資格証明の変更」アイコンをクリックして資格証明情報を修正してから、ログインをテストします。

既存の資格証明を編集してユーザー名とパスワードを変更できます。資格証明を削除するには、ゴミ箱のアイコンをクリックします。

データベースに正常にログインできたら、チェックポイント表、トランザクション情報およびハートビート表を追加および管理できます。すべての表は様々な検索フィールドを使用して検索できます。入力するにつれて表が絞り込まれます。また、検索テキストを指定して検索ボタンを使用できます。

3.2.1 MAでのKerberos認証の使用

Microservices Architectureの場合、DBLOGINを使用する前に、まず別名を作成する必要があります。

OGG (not connected) 1> connect http://localhost:9005 as admin password We1come_$

デフォルトのデプロイメントdemoを使用する場合:

OGG (http://localhost:9005 demo) 2> alter credentialstore add user 
/@cdb1_pdb1 nopassword alias ora1

2020-06-22T21:08:33Z  INFO OGG-15102  Credential store created.
2020-06-22T21:08:33Z  INFO OGG-15114  Credential store altered.

OGG (http://localhost:9005 demo) 3> info credentialstore

Default domain: OracleGoldenGate
  Alias: ora1
  Userid: /@cdb1_pdb1

OGG (http://localhost:9005 demo) 4> dblogin useridalias ora1

Successfully logged into database CDB1_PDB1.

MA Web UIを使用して資格証明を作成するときに、「ユーザーID」フィールドが/文字で始まる場合、パスワードは必要ありません。そのため、「ユーザーID」フィールドに/connect_stringと入力します。connect_stringは接続文字列です。

ここで、NET SERVICEはデータベース・サービスの単純名です。または、Oracleネット・サービス名のかわりに完全な接続文字列(記述子)を使用できます。

事前定義済のネット・サービス名と接続記述子のマッピングの例を次に示します。
cdb1_pdb1 = (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=ipc)(KEY=db1))
(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=cdb1_pdb1.regress.rdbms.test.us.oracle.com)))
3.2.1.1 例: Kerberosアカウントのパラメータ・ファイルでのUSERIDALIASの使用
次の例では、Kerberos認証で資格証明ストアを作成した後に、パラメータ・ファイルにUSERIDALIAS値を設定する方法を示します。
OGG (http://localhost:9005 demo) 2> alter credentialstore add user /@extract_user nopassword alias ext_user 2020-12-17T21:08:33  
INFO    OGG-15102  Credential store created.2020-12-17T21:08:33  
INFO    OGG-15114  Credential store altered. 

OGG (http://localhost:9005 demo) 2> alter credentialstore add user /@miningdb_user nopassword alias mine_db_user 2020-12-17T21:09:45  
INFO    OGG-15102  Credential store created.2020-12-17T21:09:45  
INFO    OGG-15114  Credential store altered. 

OGG (http://localhost:9005 demo) 3> info credentialstore 

Default domain: OracleGoldenGate  
Alias: ext_user  
Userid: /@extract_user 

Default domain: OracleGoldenGate  
Alias: mine_db_user  
Userid: /@miningdb_user
資格証明ストアを変更した後、パラメータ・ファイルにUSERIDALIASオプションを指定できます。
USERIDALIAS ext_user DOMAIN OracleGoldenGate
TRANLOGOPTIONS MININUSERIDLIAS mine_db_user DOMAIN OracleGoldenGate

3.2.2 Kerberos認証の構成

Classic Architectureの場合、Kerberos認証はDBLOGINコマンドを使用して構成されます。
GGSCI> DBLOGIN USERID /@NET_SERVICE_NAME

USERIDおよびパスワードなしの有効なDBLOGINコマンドは、次のように指定できます。
GGSCI> DBLOGIN USERID /@cdb1_pdb1

Oracle GoldenGate側では、異なる外部認証ユーザーでDBLOGINコマンドを発行する場合、デフォルトのKerberosキャッシュの場所の使用方法がSQLNET.ORAファイルに指定されます。これは、データベース・ログインの外部認証ユーザーとみなされます。

たとえば、クライアント側のSQLNET.ORAファイルで指定されているKerberosキャッシュの場所を確認します。

SQLNET.KERBEROS5_CONF = /ade/b/3910426782/oracle/work/krb/krb.conf
SQLNET.KERBEROS5_KEYTAB = /ade/b/3910426782/oracle/work/krb/v5srvtab
SQLNET.KERBEROS5_CC_NAME = /ade/b/3910426782/oracle/work/krb/krb.cc
この例では、krb.ccは、このOracle GoldenGateデプロイメントで使用されるKerberosキャッシュです。oklistユーティリティを使用してkrb.ccキャッシュ・ファイルを開くと、デフォルトのプリンシパルが外部認証ユーザーoratst@US.ORACLE.COMとして使用されていることがわかります。
ade:[ demo_vw2 ] [demo@test02swv krb]$ oklist krb.cc

Kerberos Utilities for Linux: Version 21.1.0.0.0 - Production on 27-JUN-2020 23:59:13

Copyright (c) 1996, 2021 Oracle.  All rights reserved.

Configuration file : /ade/b/3910426782/oracle/work/krb/krb.conf.
Ticket cache: FILE:krb.cc
Default principal: oratst@US.ORACLE.COM

Valid starting     Expires            Service principal
06/27/20 12:12:34  06/28/20 12:12:34  krbtst/US.ORACLE.COM@US.ORACLE.COM
06/27/20 12:12:34  06/28/20 12:12:34  oratst/demo2swv.us.oracle.com@US.ORACLE.COM

詳細は、ALTER CREDENTIALSTOREDBLOGINおよびMININGDBLOGINコマンドを参照してください。USERID | NOUSERIDUSERIDALIASパラメータも参照してください。

3.3 Administration Serviceからユーザーを作成する方法

デプロイメントの構成時に作成した資格証明を使用してログインすると、Oracle GoldenGate MAユーザーをAdministration Serviceで作成できます。

レプリケーション(設定)が機能しているかどうかを簡単に識別できるオプションのステップです。ユーザーを作成するには次のタスクを実行します。
  1. Administration Servoceの左側のナビゲーション・ペインで「管理者」をクリックします。

  2. +をクリックしてユーザーを追加します。

  3. 必要な資格証明をフィールドに入力します。

  4. ロールは、「ロール」ドロップダウン・リストから選択してください。使用可能なロールは、「管理者」、「セキュリティ」、「ユーザー」および「演算子」です。

  5. 「発行」をクリックします。

    「ユーザー」表には、新しいユーザーとともに指定したロールと情報が示されます。

3.4 Extractを作成する前に

プライマリExtractを作成するための前提条件を次に示します。

このトピックのタスクを実行する前に、Webインタフェースからデータベースに接続できることを確認してください。データベースの資格証明を作成し、データベースへの接続をテストするステップは、データベース資格証明を追加する方法を参照してください。データベースに接続すると、「構成」ページに「チェックポイント」および「ハートビート」構成セクションが表示されます。

TRANDATAまたはSCHEMATRANDATA情報の有効化

Oracleおよび異機種間データベースに有効です。

ソース・データベースによっては、サプリメンタル・ロギングを有効にする必要があります。これは、表、スキーマまたはグローバル(データベース)レベルで実行できます。

表およびスキーマ・レベルでサプリメンタル・ロギングを有効にするには、「構成」ページで次のようにします。
  1. 必要に応じて「表」または「スキーマ」オプションを選択し、プラス記号をクリックして追加します。

  2. サプリメンタル・ロギングを設定する必要がある表の名前を入力します。スキーマ名を含む完全な表名(schema.table1など)を入力してください。特定の表名のかわりにワイルドカードを使用することもできます。

  3. 必要に応じて、「バックグラウンドでTRANDATA情報を追加しますか。」オプションを選択します。

  4. 「発行」をクリックします。

トランザクション・データおよびスキーマ・レベルのトランザクション・データの設定には、コマンドADD TRANDATAおよびADD SCHEMATRANDATAも使用できます。詳細は、ADD TRANDATAおよびADD SCHEMATRANDATAを参照してください。CDCなしの初期ロードの場合は、ADD TRANDATAをスキップできます。

ハートビート表の作成

ハートビート表を作成するには、ソースおよびターゲット・システムで次のステップを実行します。

ノート:

ハートビート表の作成はオプションですが、推奨されます。
  1. Administration Serviceから、ナビゲーション・ペインの「構成」を選択します。

  2. 「Database」タブの「ハートビート」セクションの横にある「+」記号を選択します。ハートビート頻度、保持時間およびパージ頻度の値を入力する必要があります。

ハートビート表は、Admin ClientまたはGGSCIからADD HEARTBEATTABLEコマンドを使用して作成できます。ADD HEARTBEATTABLEを参照してください。

Oracle GoldenGate CDCクリーン・アップ・タスクの作成

SQL Serverユーザーの場合、Extractを追加する前にOracle GoldenGate CDCクリーン・アップ・タスクを作成する必要があります。これを行うには、Oracle GoldenGate CDCクリーン・アップ・プロセスの詳細のステップを実行します

(異種データベースのためのOracle GoldenGateの使用ガイド内)。

チェックポイント表の追加

チェックポイント表は、「チェックポイント」セクション内で表示できます。ターゲット・システムのチェックポイント表を追加する場合:
  1. プラス記号をクリックして、チェックポイント表の追加を有効にします。

  2. チェックポイント表名をtable.checkpoint_table_nameの形式で追加します。

  3. 「発行」をクリックします。チェックポイントが作成されると、チェックポイント表のリストに表示されます。

コマンド・ラインからこのタスクを実行するには、Oracle GoldenGateコマンド・ライン・インタフェース・リファレンスADD CHECKPOINTTABLEを参照してください。

3.5 Extractを追加する方法

データベース資格証明を追加する方法のステップを使用して、Extractを作成および実行するためのデータベース資格証明を設定します。

デプロイメント用にExtractを追加する準備ができました。

  1. Administration Serviceの「概要」ページで、Extractの横の「+」記号をクリックします。

  2. 作成するExtractのタイプを選択して、「次」をクリックします。

    ノート:

    初期ロードExtractの作成の詳細は、Oracle GoldenGateの管理MAでのファイルからReplicatへのデータのロードを参照してください。

    MySQLおよびSQL Serverデータベースのチェンジ・データ・キャプチャのExtractを作成することもできます。

  3. アスタリスク(*)で指定された必須情報を指定します。「Extractの追加」画面の様々なセクションのオプションの説明を次に示します。
    オプション 説明 データベース
    「基本情報」セクション

    プロセス名

    Extractプロセスの名前Extractプロセスの名前は最大8文字です。

    すべてのデータベース

    説明

    作成するExtractプロセスの説明。

    すべてのデータベース

    目的

    Extractを作成する目的について説明します。デフォルト・オプションは「一方向」です。その他のオプションには、「高可用性」、「障害回復」、「N-Way」がありますが、これらは情報提供のみです。

    すべてのデータベース

    開始

    Extractがデータの取得を開始するREDOログまたはトランザクション・ログ内の開始位置を設定するために使用されます。使用可能なオプションは、サポートされているデータベースに応じて、「今すぐ」、「カスタム時間」、「CSN」、「ログでの位置」および「EOF」です。

    すべてのデータベース

    トレイル名

    2文字の証跡名。

    すべてのデータベース

    トレイルのサブディレクトリ、サイズ、順序およびオフセット

    証跡の詳細をさらに細かく構成できます。

    すべてのデータベース

    リモート

    Extract証跡がリモートの場合は、このオプションを有効にします。

    Oracleデータベースでは、Extract証跡をリモートのOracle GoldenGate Classicインストールに直接書き込む場合、このオプションを有効にします。

    MySQLでは、このオプションを設定すると、TRANLOGOPTIONS ALTLOGDEST REMOTEパラメータでリモートExtractをサポートできますが、証跡には関連しません。

    Oracle、MySQL

    「登録情報」セクション

    CSN

    コミット順序番号(CSN)値

    Oracle

    共有

    LogMinerデータ・ディクショナリを共有する方法を選択します。オプションは次のとおりです。
    • 自動: このオプションを使用すると、ディクショナリを共有する方法を選択できます。

    • なし: このオプションを選択すると、ディクショナリを共有できません。

    • Extract: 特定のExtractに対してLogMinerディクショナリの共有を許可する場合は、このオプションを選択します。

    Oracle

    最適化済

    Extract登録を最適化するには、このオプションを有効にします。

    Oracle

    ダウンストリーム取得

    ログ・マイニング用のダウンストリームExtractを設定するには、このオプションを有効にします。

    Oracle

    登録のみ

    このオプションは、Extractを登録するだけで、Extractを追加しない場合に使用します。登録では、Extractの登録時または「登録のみ」オプションの使用時にレプリケーション・スロットが作成されます。

    PostgreSQL

    ソース・データベース資格証明

    新規資格証明の作成 データベース・ログイン資格証明を設定していない場合は、ここからデータベース・ログイン資格証明を作成して保存できます。 すべて
    資格証明ドメイン データベースのドメインを作成します。 すべて
    資格証明別名 データベース・ログインの資格証明を指定します。 すべて
    ユーザーID データベースにログインするためのユーザー名を指定します。 すべて
    「パスワード」、「パスワードの確認」 データベースへのログインに使用するパスワードを入力し、確認のためにパスワードを再入力します。 すべて

    資格証明ドメイン

    指定したドメイン名の下に資格証明ユーザーを保存できます。同じ別名を、同じ資格証明ストアを使用する複数のOracle GoldenGateインストールが使用できるようにします。デフォルトのドメインはOracle GoldenGateです。

    すべてのデータベース

    資格証明別名

    ユーザー名に対して別名を指定します。ユーザー名をパラメータ・ファイルまたはコマンドに指定したくない場合にはこのオプションを使用します。ALIASを使用しない場合、別名はデフォルトでユーザーの名前になり、ログインが必要な場合に、これがパラメータ・ファイルおよびコマンドで使用される必要があります。ADD USERオプションをALIASとともに使用することで、ユーザーに対し、それぞれが異なる別名を含む複数のエントリを作成できます。

    すべてのデータベース

    ダウンストリーム・マイニング

    マイニング資格証明ドメイン ダウンストリーム・マイニング・データベースのドメイン名。 Oracle
    マイニング資格証明別名 マイニング・ダウンストリーム・データベースの別名。 Oracle
    ユーザーIDなし ソース・データベース接続がない場合は、このオプションを有効にします。このオプションを選択すると、ADGフェッチ・オプションが有効になります。 Oracle
    ADGフェッチ資格証明ドメイン ADGフェッチ・データベースのドメイン名。 Oracle
    ADGフェッチ資格証明別名 ADGフェッチ・データベースのドメイン別名。 Oracle
  4. (オプション)暗号化プロファイルの説明を入力します。暗号化プロファイルを作成していない場合、「ローカル・ウォレット」プロファイルがデフォルトで選択されます。
    1. リスト・ボックスからプロファイル名を選択します。「ローカル・ウォレット」またはカスタム・プロファイルを選択できます。

    2. リスト・ボックスから暗号化プロファイル・タイプを選択します。

    3. 暗号化プロファイルのマスター・キーを指定します。このオプションは、SQL Serverには存在しません。

  5. これは省略可能なステップです。すべてのタイプのExtractプロセスの作成時に、管理対象オプションを入力します。次の表に、これらのオプションを示します。

    オプション 説明

    プロファイル名

    自動起動および自動再起動プロファイルの名前を指定します。デフォルトまたはカスタムのオプションを選択できます。

    すでにプロファイルを作成している場合は、そのプロファイルを選択することもできます。「カスタム」オプションを選択すると、このセクション自体から新しいプロファイルを設定できます。

    デプロイメントのヘルスに不可欠

    (Oracleのみ)プロファイルがデプロイメントの状態にとって重要な場合、このオプションを有効にします。

    ノート:

    このオプションは、ExtractまたはReplicatの作成時にのみ表示され、「プロファイル」ページで管理対象プロセスを設定するときには表示されません。

    自動開始

    プロセスの自動起動を有効にします。

    開始の遅延

    プロセスを開始するまでの待機時間(秒)

    自動再起動

    プロセスが終了した場合の再起動方法を構成します

    最大再試行回数

    プロセスの起動を試行する最大再試行回数を指定します

    再試行の遅延

    プロセスの起動を試行する際の遅延時間

    再試行期間 プロセスの起動を試行する継続時間間隔
    失敗時にのみ再起動 trueの場合、タスクが失敗した場合のみ再起動されます
    試行回数に達したらタスクを無効化 trueの場合、プロセスの再起動のすべての試行を空にした後で、タスクが無効化されます。
  6. 「次」をクリックします。

  7. テキスト領域でパラメータ・ファイルを編集して、取得を検討している表の詳細を指定できます。たとえば、table source.table1;とします

  8. 「Register Extract in the background」を選択すると、Extractをバックグラウンドで非同期で登録できます。このオプションは、OracleおよびPostgreSQLデータベースに必要です。

  9. 「作成および実行」をクリックすると、Extractが作成され起動されます。「作成」を選択するとExtractは作成されますが、起動するためには概要ページの「Extract」ドロップダウンを使用する必要があります。

    Administration Serviceの「概要」ページに戻ります。Extractの詳細(プロセス情報、チェックポイント、統計、パラメータ、レポートなど)を表示するには、「アクション」リストを選択します。

3.5.1 初期ロードExtractの追加方法

初期ロードExtractは、データを表からプルし、そのレコードを証跡(EXTTRAIL)ではなく外部ファイル(EXTFILE)に書き込みます。初期ロードExtractの一般的な用途は、異機種間ターゲット(OracleからSQL Server、MySQLからDB2など)へのデータのインスタンス化です。

MAで初期ロードExtractを設定するステップは、次のとおりです。
  1. Administration Serviceで、「Extract」セクションのプラス記号をクリックして、「Extractの追加」ウィザードを開きます。

  2. 初期ロードExtractを選択し、「次」をクリックします。

  3. 「抽出オプション」セクションで、プロセス名、目的、資格証明の詳細、ロードする必要がある証跡ファイルおよびサブディレクトリの名前などのExtractの詳細を入力し、「次」をクリックします。

  4. パラメータ・ファイルでExtractのオプションをチェックし、「作成および実行」をクリックしてExtractの設定を完了します。

3.5.2 Extract操作の使用

Extract操作には、プロファイル管理、チェックポイント詳細、統計データ、キャッシュ・マネージャ統計など、Extractの監視詳細のようなタスクが含まれます。

「アクション」ボタンを使用して、Extractを起動または停止するか、その詳細を表示および管理します。Extractに対して「アクション」「詳細」オプションを選択すると、次のタスクを実行できます。

操作 結果

詳細

次のタブが表示されます。

  • プロセス情報:

    選択したExtractプロセスのステータス(タイプ、資格証明、証跡の詳細(証跡名、証跡のサブディレクトリ、証跡順序、証跡サイズなど)を含む)。

  • チェックポイント:

    チェックポイント・ログの名前、パス、タイムスタンプ、順序およびオフセット値。入力の詳細(開始時刻、リカバリ時、現在の状態など)をモニターできます。チェックポイントの出力値には、現在のチェックポイントの詳細が表示されます。

  • 統計:

    アクティブなレプリケーション・マップと、プロセスのタイプに基づいたレプリケーション統計。統計データ全体、日単位または時間単位で表示する場合は消失をソートします。

  • キャッシュ・マネージャ統計:

    このページから、Extractプロセスのグローバル統計およびオブジェクト・プール統計情報にアクセスします。

  • パラメータ:

    プロセスの追加時に構成されたパラメータ。鉛筆アイコンをクリックすると、パラメータを編集できます。変更が適用されたことを確認してください。

  • レポート:

    プロセスの詳細レポート(パラメータ設定やトランザクションのログを含む)。レポートのテキストをコピーしてファイルに保存することで、レポートの共有やアーカイブが可能になります。

開始/停止

すぐにExtractを起動または停止します。

削除

停止後にExtractを削除できます。このオプションは、Extractを停止した後にのみ表示されます。

ステータスを変更すると、リストのオプションもそれに応じて変わります。ステータスが変更するにつれ、アイコンが変化して現在のステータスと最終的なステータスを示します。イベントは「クリティカル・イベント」表に追加されます。また、進捗を示すポップアップ通知がページの一番下に表示されます。

3.6 Replicatを作成する前に

Replicatの作成を開始する前に、チェックポイント表を作成します。

データベースに接続したら、チェックポイント表を作成できます。チェックポイント表を作成するには、次の手順を実行します。
  1. Administration Serviceから、ナビゲーション・ペインを使用して「構成」ページに移動します。

  2. 「データベース」タブの「チェックポイント」セクションの横の「+」記号をクリックします。

  3. 「チェックポイント表」ボックスにチェックポイント表名を入力します。表名は2つの部分または3つの部分からなる値である必要があります。たとえば、GGADMIN.CHKP1などです。

チェックポイント表は、Admin ClientまたはGGSCIからADD CHECKPOINTTABLEコマンドを使用して追加できます。ADD CHECKPOINTTABLEを参照してください

3.7 Replicatの追加方法

ターゲット・デプロイメントのReplicatをAdministration Serviceで追加できます。

Replicatを設定する前に、デプロイメントを正しく構成し、データベース資格証明を調べ、Extractを作成したことを確認します。詳細は、「デプロイメントの使用」を参照してください。ソース・デプロイメントとターゲット・デプロイメントを設定したら、次のステップに従ってReplicatを作成して実行できます。
  1. Administration ServiceホームページでReplicatの横の+記号をクリックします。
    Replicatの追加ページが表示されます。
  2. Replicatのタイプを選択して、「次」をクリックします。

    ノート:

    一部のReplicatタイプは、特定のデータベースでのみ使用できます。すべてのReplicatタイプをデータベースに適用できるわけではありません。
    Replicatのタイプは次のとおりです。
    • 統合Replicat

    • 非統合Replicat: このオプションは、異機種間またはOracle以外のデータベースで表示されます。

    • クラシックReplicat: このオプションは、Oracleデータベースで表示されます。

    • 調整済Replicat

    • パラレルReplicat: このオプションを選択した場合は、統合パラレルReplicatまたは非統合パラレルReplicatを選択します。

  3. ReplicatオプションページでReplicatの必須オプションを入力し、「次」をクリックします。Replicatのオプションの詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。
  4. 管理対象プロセスの場合、入力するオプションは次のとおりです。
    オプション 説明

    プロファイル名

    自動起動および自動再起動プロファイルの名前を指定します。デフォルトまたはカスタムのオプションを選択できます。

    すでにプロファイルを作成している場合は、そのプロファイルを選択することもできます。「カスタム」オプションを選択すると、このセクション自体から新しいプロファイルを設定できます。

    デプロイメントのヘルスに不可欠

    (Oracleのみ)プロファイルがデプロイメントの状態にとって重要な場合、このオプションを有効にします。

    ノート:

    このオプションは、ExtractまたはReplicatの作成時にのみ表示され、「プロファイル」ページで管理対象プロセスを設定するときには表示されません。

    自動開始

    プロセスの自動起動を有効にします。

    開始の遅延

    プロセスを開始するまでの待機時間(秒)

    自動再起動

    プロセスが終了した場合の再起動方法を構成します

    最大再試行回数

    プロセスの起動を試行する最大再試行回数を指定します

    再試行の遅延

    プロセスの起動を試行する際の遅延時間

    再試行期間 プロセスの起動を試行する継続時間間隔
    失敗時にのみ再起動 trueの場合、タスクが失敗した場合のみ再起動されます
    試行回数に達したらタスクを無効化 trueの場合、プロセスの再起動のすべての試行を空にした後で、タスクが無効化されます。
  5. 「作成および実行」をクリックすると、Replicatが作成されて実行されます。

3.7.1 並列Replicatの作成

並列Replicatは、ユーザー・インタフェースまたはコマンドライン・インタフェースから作成できます。

並列Replicatの作成を開始する前に、チェックポイント表を選択していることを確認します。

Administration Serviceを使用した非統合並列Replicatの作成

  1. Administration Serviceにログインします。

  2. 左上隅の「アプリケーション・ナビゲーション」をクリックします。

  3. 「構成」を選択します。データベース資格証明が正しいことと、データベース・ユーザーが接続されていることを確認します。詳細は、「データベース・ユーザーの追加方法」

    を参照してください。
  4. +記号をクリックして、チェックポイント表を追加します。

  5. 作成するチェックポイント表のschema.nameを入力し、「発行」をクリックします。

  6. 「log out database」アイコンを使用して資格証明別名でログアウトし、表が正しく作成されたことを確認してから、再びログインします。

    ログインが完了すると、新しいチェックポイント表がリストされます。

  7. 「概要」をクリックすると、Administration Serviceのメイン・ページに戻ります。

  8. 「Replicat」の横の+記号をクリックします。

  9. 「非統合Replicat」を選択し、「次」をクリックします。

  10. 必要な情報を入力します。「資格証明ドメイン」フィールドと「資格証明別名」フィールドに入力したことを確認してから、「チェックポイント表」フィールドに入力します。その後で、新たに作成したチェックポイント表をリストから選択します。

  11. 「次」をクリックしてから、「作成および実行」をクリックしてReplicatの作成を完了します。

管理クライアントを使用した非統合並列Replicatの作成

  1. $OGG_HOME/binディレクトリに移動します。

    cd $OGG_HOME/bin
  2. 管理クライアントを起動します。

    adminclient

    管理クライアントのコマンド・プロンプトが表示されます。

    OGG (not connected) 12>
  3. サービス・マネージャのデプロイメント・ソースに接続します。

    connect https://localhost:9500 deployment Target1 as oggadmin password welcome1

    接続文字列にhttpまたはhttpsを使用する必要があります。この例は非SSL接続です。

  4. 並列Replicatを追加します。完了まで数分かかる場合があります。

    add replicat R1, parallel, exttrail bb checkpointtable ggadmin.ggcheckpoint

    ADD REPLICATの一部としてわずか2文字の証跡名を使用することも、/u01/oggdeployments/target1/var/lib/data/bbのようなフル・パスを使用することもできます。

  5. Replicatが実行されていることを確認します。

    info replicat R1

    次のようなメッセージが表示されます。

    REPLICAT   R1        Initialized   2016-12-20 13:56   Status RUNNING
    NONINTEGRATED
    Parallel
    Checkpoint Lag       00:00:00 (updated 00:00:22 ago)
    Process ID           30007
    Log Read 
    Checkpoint  File ./ra000000000First Record  RBA 0
3.7.1.1 並列Replicatの基本パラメータ

次の表に、基本的な並列Replicatのパラメータおよびその説明を示します。

パラメータ 説明
MAP_PARALLELISM

マッパーの数を構成します。これは証跡ファイルを読み取るために使用されるスレッドの数を制御します。最小値は1、最大値は100、デフォルトは2です。

APPLY_PARALLELISM

アプライアの数を構成します。これは変更を適用するために使用されるターゲット・データベースの接続の数を制御します。デフォルト値は4です。

MIN_APPLY_PARALLELISM

MAX_APPLY_PARALLELISM

並列化の適用が自動チューニングされます。最小値と最大値を設定して、Replicatが並列化を自動的に調整する範囲を定義できます。デフォルト値はありません。APPLY_PARALLELISMと同時に使用しないでください

SPLIT_TRANS_REC

大きなトランザクションを指定のサイズのピースに分割して、パラレルに適用するように指定します。ピース間の依存関係は保持されます。デフォルトでは無効です。

COMMIT_SERIALIZATION

FULL直列化モードのコミットを有効にし、証跡の順序でトランザクションを強制的にコミットします。

詳細パラメータ

 
LOOK_AHEAD_TRANSACTIONS

トランザクションをバッチ化するときに、スケジューラがどの程度先まで対象にするかを制御します。デフォルト値は10000です。

CHUNK_SIZE

並列Replicatで、どの程度の大きさのトランザクションを大きいトランザクションとみなすかを制御します。並列Replicatは、このサイズより大きいトランザクションを検出すると、そのトランザクションをシリアライズするためにパフォーマンスが低下します。ただし、この値を大きくすると、並列Replicatによって消費されるメモリーも増加します。

パラメータ・ファイルの例

replicat repA
userid ggadmin, password ***
MAP_PARALLELISM 2
MIN_APPLY_PARALLELISM 2
MAX_APPLY_PARALLELISM 10
SPLIT_TRANS_RECS 10.000
map *.*, target *.*;

3.7.2 Replicat操作の使用

Replicatプロセスは、Administration Serviceの「概要」ページからReplicatの「アクション」「詳細」オプションを使用して管理できます。

「アクション」ボタンを使用してReplicatプロセスのステータスを変更し、「詳細」オプションからReplicatを起動または停止したりReplicatプロセスを管理したりできます。

操作 結果

詳細

次の詳細を含むプロセス情報ページが表示されます。

開始/停止

すぐにReplicatを起動または停止します。

開始/停止(バックグラウンドで)

バックグラウンド・プロセスを使用してReplicatを起動または停止します。

オプションを使用して開始

Replicatの開始位置、CSN、重複のフィルタ、スレッド・オプションを変更することができ、その後でReplicatを起動します。

強制停止

強制的にReplicatをすぐに停止します。

変更

Replicatの開始時刻、説明および目的を変更できます。Replicatは起動されません。

削除

複数のReplicatプロセスがある場合、バックグラウンドですべてのReplicatを同時に起動/停止できます。

ステータスを変更すると、リストのオプションもそれに応じて変わります。ステータスが変更するにつれ、アイコンが変化して現在のステータスと最終的なステータスを示します。イベントは「クリティカル・イベント」表に追加されます。また、進捗を示すポップアップ・メッセージがブラウザの一番下に表示されます。

プロセス情報の確認

プロセス情報
Replicatプロセスの詳細(実行中または停止中のReplicatのステータスなど)を表示します。ここから、自動起動および自動再起動の暗号化プロファイルおよび管理対象オプションを編集することもできます。
チェックポイント

チェックポイントのログ名、パス、タイムスタンプ、順序およびオフセット値が表示されます。「チェックポイント詳細」アイコンをクリックすると、チェックポイントの様々な情報が表示されます。

統計

アクティブなレプリケーション・マップと、Replicatのタイプに応じたレプリケーション統計が表示されます。

パラメータ
Replicatを追加したときに構成したパラメータが表示されます。これらのパラメータを変更してReplicatを調整できます。
レポート

Replicatの実行に使用されているパラメータやランタイム・メッセージなど、Replicatの詳細が表示されます。

3.8 マスター・キーと暗号化鍵の使用方法

Administration Serviceの「構成」ページの「キー管理」タブを使用して、マスター・キーおよび暗号化鍵を設定できます。

マスター・キーの使用

データを暗号化する場合は、「Master Key」のセクションで「+」記号をクリックしてマスター・キーを作成します。マスター・キーは自動的に生成されます。

キーのステータスは、「Master Key」表の編集アイコンをクリックして「使用可能」または「使用不可」に変更できます。また、削除アイコンをクリックすると表からマスター・キーを削除することもできます。

マスター・キーの概念の詳細は、マスター・キーとウォレット方式を使用したデータ暗号化に関する項を参照してください。

暗号化キーの使用

このデータ暗号化方式を使用するには、暗号化キーを生成してローカルのENCKEYSファイルに格納するよう、Oracle GoldenGateを構成します。ENCKEYSファイルは、オペレーティング・システムの一般的なファイル権限の割当て方法で保護されている必要があります。次の手順では、AES暗号化キーを生成し、それをENCKEYSファイルに格納する方法について説明します。

ENCKEYSファイルを生成するには、「暗号化キー」セクションの「+」記号をクリックします。暗号化キーが生成されます。

暗号化キーの概念の詳細は、「ENCKEYS方式を使用したデータ暗号化」を参照してください。

3.9 パラメータ・ファイルにアクセスする方法

グローバル・パラメータ、ExtractパラメータおよびReplicatパラメータのファイルは、Administration Serviceの「パラメータ・ファイル」セクションにあります。

Administration Serviceの「構成」ページと「パラメータ・ファイル」タブを使用して、様々なパラメータ・ファイルを扱うことができます。

次のようにパラメータ・ファイルの様々なオプションを使用します。

  1. Administration Serviceの左側のナビゲーション・ペインで「構成」オプションを選択します。

  2. 「パラメータ・ファイル」タブを選択します。

    既存のパラメータ・ファイルのリストがGLOBALSパラメータ・ファイルと一緒に表示されます。

  3. いずれかのパラメータ・ファイルを選択すると、選択したファイルを編集または削除するオプションが表示されます。GLOBALSパラメータ・ファイルを変更する場合、Administration ServiceおよびExtractとReplicatを再起動する必要があります。

  4. 「+」をクリックしてパラメータ・ファイルを追加します。

  5. ファイル名と必要なパラメータを入力します。.prm拡張子を必ず付けてファイル名を入力してください。

  6. 「発行」をクリックします。新しいパラメータ・ファイルがパラメータ・ファイルのリストに表示されます。

ディスク上のパラメータ・ファイルの実際の場所は、次のステップで確認できます。
  1. 次のようにGoldenGateデプロイメントのETCホームを特定します。

    1. Service Managerの「概要」ページに移動します。

    2. 「デプロイメント」セクションで、パラメータ・ファイルを見つける必要があるデプロイメントをクリックします。

    3. 「デプロイメントの詳細」ウィンドウで、Oracle GoldenGateデプロイメントの/etcホーム・ディレクトリに移動します。

    4. そのパラメータ・ファイルがある/config/oggディレクトリに移動します。

次の例では、パラメータ・ファイルの場所に移動する方法を示します。
[oracle ~]$ cd /opt/app/oracle/gg_deployments/Atlanta/etc
[oracle etc]$ cd conf/ogg[oracle ogg]$ lsEXT_DEMO.prm GLOBALS REP_DEMO.prm

3.10 自動タスクの設定

Administration Serviceは、以前のリリースではGGSCIユーティリティが実行していたコマンドを実行します。Administration Serviceでは、これらのタスクを実行する機能が強化されていますが、GGSCIとの互換性は維持されています。

証跡の消去

Purge Trailページは、Classic ArchitectureでのManagerの PURGEOLDEXTRACTSパラメータと同様に機能します。Oracle GoldenGateによる処理が終了した証跡ファイルを消去できます。このタスクを自動化すると、証跡ファイルを定期的に削除することにより、ディスク領域の過剰な消費を回避できます。

「タスク」タブで「Purge Trail」ページを選択すると、Administration Serviceの証跡消去プロセスを構成できます。

  1. +記号をクリックして証跡消去タスクを追加します。

  2. Administration Serviceタスクの「操作名」を入力します。操作名では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、TASK1という名前の操作と、task1という名前の別の操作を作成できます。

  3. 証跡パスまたは証跡名を「Trail」フィールドに入力します。

  4. +記号をクリックして、証跡を「選択されたトレイル」リストに追加します。

  5. チェックポイントを使用する必要がない場合は、「チェックポイントの使用」オプションを無効にします。ただし、Oracleではチェックポイントを使用することをお薦めします。チェックポイントを使用しない場合、証跡は、保持ルールが満たされた場合に消費されたかどうかに関係なくパージされます。

  6. 「ルールの保持」の値を設定して、証跡消去タスクをアクティブにしておく必要がある最長時間数、最長日数またはファイル数を指定します。

  7. 証跡消去タスクを実行する必要がある間隔(時間または日数)を「パージ頻度」フィールドに指定し、「発行」をクリックします。

  8. 必要であれば「トレイルのパージ」タスク表を使用してタスクを編集または削除します。

    PURGE EXTTRAILも参照してください。

タスクの消去

Administration Serviceに関連付けられたプロセスを自動的に消去できます。

「タスク」タブで、「タスクのパージ」をクリックします。
  1. 自動消去を設定する必要がある「操作名」を入力します。

  2. 操作に対応するExtractタスクまたはReplicatタスク(初期ロード・プロセス)の「プロセス名」を選択します。リストには、すべてのプロセスが含まれているため適切なタスクを選択してください。

  3. 操作に対応するExtractタスクまたはReplicatタスク(初期ロード)の「プロセス・タイプ」を選択します。

  4. 「停止ステータスの使用」を有効にすると、タスクのステータスを使用して消去タスクが実行されます。

  5. どれくらいの時間や日数が経過してからプロセスを消去すべきかを入力して、「発行」をクリックします。

  6. 「タスクのパージ」表で、対応するアイコンを使用してプロセス消去タスクを編集または削除します。

ラグのレポート

ラグのレポートは「ラグ・レポート」タブから管理できます。これを行うには、次のようにします。
  1. 「タスク」タブで、「ラグ・レポート」をクリックします。

  2. 「アクション」列には、ラグ・レポート・タスクの詳細を削除、変更、リフレッシュおよび表示するためのすべてのオプションが含まれています。

  3. 必要なオプションを選択します。

  4. 「タスクの変更」オプションを選択すると、ラグ・レポートを編集するためのオプションが表示されます。オプションは次のとおりです。
    • Enabled: ラグ・レポート・タスクの処理を維持します。

    • Check Every (in minutes): ラグ・レポートをチェックする時間間隔を設定します。

    • レポート: タスクのレポートを記録します。

    • If Exceeds: 警告が通知されるまでのしきい値を指定します。

    • 警告: ラグのしきい値が指定した制限を超えた場合に警告が生成されるようにします。

    • When Exceeds: 警告がトリガーされるまでのラグしきい値。

  5. 「発行」をクリックします。

3.11 クリティカル・イベントの確認

Administration Serviceホームページのクリティカル・イベントの確認セクションからクリティカル・イベントを確認したり検索できます。

ExtractおよびReplicatを分散パスと一緒に設定すると、それらに関連するクリティカル・イベントを表示できるようになります。

「Review Critical Events」でのクリティカル・イベントの検索

「Review Critical Events」表には、クリティカル・イベントの重大度、エラー・コードおよびエラー・メッセージが表示されます。1ページに20個のエラー・メッセージが確認され、特定のイベントについて検索することもできます。

さらに、Performance Metrics Serviceでイベントを詳しく調べることもできます。詳細は、「Performance Metrics Serverホームページのクイック・ツアー」を参照してください。

3.12 暗号化プロファイルを構成する方法

Oracle GoldenGate Administration Serviceには、管理対象のExtractおよびReplicat (ER)プロセスの暗号化プロファイルを設定するオプションが用意されています。これらのプロセスには、そのライフ・サイクルを制御するための自動起動および自動再起動プロパティが割り当てられます。

暗号化プロファイルを設定するには、ナビゲーション・ペインで「プロファイル」をクリックし、「キー管理システム(KMS)」タブを選択します。
  1. デフォルトでは、「ローカル・ウォレット」プロファイルが作成されます。「ローカル・ウォレット」暗号化プロファイルを選択すると、そのオプションが表示され、ペン・アイコンを使用して編集できます。
    オプション 説明

    説明

    ローカル・ウォレットの説明。

    デフォルト・プロファイル

    このオプションはデフォルトでは有効になります。無効にすることを選択できます。

    暗号化プロファイル・タイプ

    ローカル・ウォレットの場合、このオプションは変更できません。

    Masterkey名

    これは、ローカル・ウォレットのデフォルトのマスター・キーです。この値は編集できません。

    Masterkeyバージョン

    これはマスター・キー・バージョン番号です。値はLATESTに設定され、変更できません。

  2. 「プロファイル」の横にある「+」記号をクリックし、次の詳細を指定して暗号化プロファイルを作成します。
    オプション 説明

    プロファイル名

    暗号化プロファイルの名前。

    説明

    暗号化プロファイルを記述します。

    デフォルト・プロファイル

    このプロファイルをデフォルトにする場合は、このオプションを有効にします。

    暗号化プロファイル・タイプ

    使用可能なオプションは、「Oracle Key Vault (OKV)」および「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」です。

    OKV構成オプション

    「Oracle Key Vault (OKV)」オプションの暗号化プロファイル・タイプを選択した場合に表示されるオプション。

    KMSライブラリ・パス

    Oracle Key Vaultをインストールするディレクトリの場所を指定します。

    Oracle Key Vaultのバージョン

    サポートされているOracle Key Vaultバージョンを指定します。

    Masterkey名

    マスター・キーの名前を指定します

    存続時間

    ExtractによってKMSから取得されたキーの存続時間(TTL)。次回の証跡の暗号化時に、ExtractはTTLが期限切れかどうかを確認します。該当する場合は、最新バージョンのマスター・キーを取得します。デフォルトは24時間です。

    OCI KMS構成オプション

    OCI KMSを設定するオプション。

    暗号エンドポイントURL

    これには、OCI KMS Vaultウィザードからアクセスできます。詳細は、OCIコマンド・ライン・リファレンスおよびOCIドキュメントキーの管理に関する項を参照してください。

    テナンシOCID

    Oracle Cloud Infrastructureにサインアップすると、会社のテナンシが作成されます。これは、Oracle Cloud Infrastructure内のセキュアで分離されたパーティションであり、クラウド・リソースを作成、編成および管理できます。詳細は、OCIドキュメント主要概念に関する項を参照してください。

    キーOCID

    詳細は、OCIドキュメントを参照してください。

    ユーザーOCID

    詳細は、OCIドキュメントを参照してください。

    APIキー

    Oracle Cloud Infrastructure REST APIへのリクエストを保護するための資格証明。

    APIキー・フィンガープリント

    詳細は、OCIドキュメントの必須キーおよびOCIDに関する項を参照してください。

3.13 管理対象プロセスを構成する方法

Oracle GoldenGate Administration Serviceには、管理対象のExtractおよびReplicat (ER)プロセスを設定するオプションが用意されています。これらのプロセスには、そのライフ・サイクルを制御するための自動起動および自動再起動プロパティが割り当てられます。

Administration ServiceまたはAdmin Clientを使用して、管理対象プロセスのプロファイルを作成できます。Administration Serviceでプロファイルを作成するには、次のタスクを実行します。
  1. Administration Serviceのナビゲーション・ペインで「プロファイル」をクリックします。

  2. 「管理対象プロセスの設定」タブで、「+」記号をクリックしてプロファイルの作成を開始できます。また、このページにデフォルト・プロファイルが事前設定されています。

  3. 「プロファイル名」、「説明」、「自動開始」および「自動再起動」オプションを含め、プロファイル・オプションの詳細を入力します。「自動開始」および「自動再起動」オプションについては次の表を参照してください

    オプション 説明

    プロファイル名

    自動起動および自動再起動プロファイルの名前を指定します。デフォルトまたはカスタムのオプションを選択できます。

    すでにプロファイルを作成している場合は、そのプロファイルを選択することもできます。「カスタム」オプションを選択すると、このセクション自体から新しいプロファイルを設定できます。

    デプロイメントのヘルスに不可欠

    (Oracleのみ)プロファイルがデプロイメントの状態にとって重要な場合、このオプションを有効にします。

    ノート:

    このオプションは、ExtractまたはReplicatの作成時にのみ表示され、「プロファイル」ページで管理対象プロセスを設定するときには表示されません。

    自動開始

    プロセスの自動起動を有効にします。

    開始の遅延

    プロセスを開始するまでの待機時間(秒)

    自動再起動

    プロセスが終了した場合の再起動方法を構成します

    最大再試行回数

    プロセスの起動を試行する最大再試行回数を指定します

    再試行の遅延

    プロセスの起動を試行する際の遅延時間

    再試行期間 プロセスの起動を試行する継続時間間隔
    失敗時にのみ再起動 trueの場合、タスクが失敗した場合のみ再起動されます
    試行回数に達したらタスクを無効化 trueの場合、プロセスの再起動のすべての試行を空にした後で、タスクが無効化されます。

3.14 ExtractおよびReplicatのログ情報にアクセスする方法

ExtractおよびReplicatのトランザクションでは、トランザクションの重大度に関する情報がタイムスタンプと一緒に提供されます。この情報が役立つのは、特定の問題が発生したかどうかを発生時刻と問題の原因を含めて判別する必要がある場合です。

ExtractおよびReplicatのログ情報は、Administration Serviceの「診断」ページにあります。「診断」ページにアクセスするには、Administration Serviceの左側のナビゲーション・ペインをクリックし、「診断」を選択します。

表の使用

接続された分散パスとターゲット開始パスの更新されたログが表示されます。このリストは、日付または重大度でソートできます(それぞれの横にある下矢印をクリックします)。また、このログをリフレッシュして、表示するページ数を選択することもできます。

検索する場合は、「日付」、「重大度」または「メッセージ」を選択してから、適切なオプションを選択して検索を構成します。

ページの下部にある「通知」タブに注目してください。ここには、トランザクション・エラーのためにログでは更新されないサービスからのメッセージが表示されます。たとえば、データベース資格証明を使用したデータベースへのログインに失敗した場合などです。