BR

適用対象

Extract (Oracleのみ)

説明

BRパラメータでは、Bounded Recovery (BR)機能を制御します。この機能は、現在Oracleデータベースをサポートしています。

デフォルト

BR BRINTERVAL 4H, BRDIR BR

構文

BR
[, BRDIR directory]
[, BRINTERVAL number {M | H}]
[, BRKEEPSTALEFILES]
[, BROFF]
[, BROFFONFAILURE]
[, BRRESET]
[, BRFSOPTION {MS_SYNC | MS_ASYNC}]
BRDIR directory

BRディレクトリを含める親ディレクトリの相対パス名または完全パス名を指定します。BRディレクトリには、Bounded Recoveryチェックポイント・ファイルが保管され、このディレクトリ名は変更できません。BRディレクトリのデフォルトの親ディレクトリは、Oracle GoldenGateインストール・ファイルを含むルート・ディレクトリにあるBRという名前のディレクトリです。

特定のOracle GoldenGateインストール内の各Extractグループは、BRDIRで指定されたディレクトリの下に各自のサブディレクトリを持ちます。各サブディレクトリには、関連するExtractグループの名前が付けられます。

directoryには、システム起動時にクリーン・アップされる可能性がある、文字列tempまたはtmp (大/小文字を区別しない)を含む一時ファイル・システムまたはディレクトリ(/tmpなど)を使用しないでください。

BRINTERVAL number {M | H}

Bounded Recoveryチェックポイント間の時間を指定します。この時間をBounded Recovery間隔と呼びます。この期間は、CHECKPOINTSECSパラメータによって制御されている、Extractの標準のチェックポイント間隔の整数倍です。ただし、正確な値を設定する必要はありません。Bounded Recoveryは、必要に応じて内部で有効なBRINTERVALパラメータを調整します。

最小間隔は20分です。最大値は96時間です。デフォルト間隔は4時間です。

ノート:

BRINTERVALは、Oracleサポートに相談してから変更してください。
BRKEEPSTALEFILES

古いBounded Recoveryチェックポイント・ファイルを保持します。デフォルトでは、現在のチェックポイント・ファイルのみが保持されます。Extractは、古いBounded Recoveryチェックポイント・ファイルからはリカバリできません。古いファイルは、Oracleサポート・アナリストに指示された場合にのみ保持するようにしてください。

BROFF

Bounded Recoveryの実行およびリカバリを無効にします。このオプションを使用する前にOracleに連絡してください。通常の場合、Bounded Recoveryに問題があると、Bounded Recoveryは自身を無効化します。

BROFFONFAILURE

エラー発生後、Bounded Recoveryを無効化します。デフォルトでは、ExtractはBounded Recovery処理中にエラーを検出すると、標準リカバリに切り替えますが、リカバリの完了後Bounded Recoveryをもう一度有効化します。BROFFONFAILUREでは、Bounded Recoveryの実行時処理を無効化します。

BR BRRESET

BRRESETは起動オプションであり、Extractに、現在の実行の間は標準リカバリを使用させ、リカバリの完了後にBounded Recoveryを再び有効化させます。このパラメータは、エラーを検出してもBounded Recoveryが標準モードに戻らない、まれなケースで使用します。Bounded Recoveryは、実行時に有効化されます。このオプションを使用する前にOracleサポートに連絡してください。このオプションを使用するには、Extractをコマンドラインから起動する必要があります。

Microservices ArchitectureでコマンドラインからExtractを実行するには、次の構文を使用します:

extract BR BRRESET

Classic ArchitectureでコマンドラインからExtractを実行するには、次の構文を使用します:

extract [paramfile {paramfile-directory | pfile-name}.prm] 
[reportfile {reportfile-directory | rfile-name}.rpt] BR BRRESET

ノート:

BRRESETオプションはコマンドラインでのみ指定でき、パラメータ・ファイル内では無効です。
BR BRFSOPTION {MS_SYNC | MS_ASYNC}

Bounded Recoveryでマップ済データの同期/非同期書込みを実行します。このオプションを使用する前にOracleサポートに連絡してください。

MS_SYNC

マップ済データのBounded Recovery書込みは、I/Oデータ整合性が完了するように同期されます。

MS_ASYNC

マップ済データのBounded Recovery書込みは、サービスのために開始または待機されます。

BR BRDIR /user/checkpt/brでは、Bounded Recoveryチェックポイント・ファイルの作成先を/user/checkpt/brディレクトリに指定します。