CHARMAP

適用対象

Replicat

説明

CHARMAPパラメータでは、文字マッピング・ファイルが文字コード・ポイント・マッピングをオーバーライドするように指定します。

デフォルト

パラメータ・ファイルのエンコーディングは、オペレーティング・システムのデフォルトの文字セットです。

構文

CHARMAP filename 

文字マッピングファイルの書式は次のとおりです。

       -- Sample character mapping file. 
       --    Can use -- or COMMENT as comment line. 
       --    Can use CHARSET parameter to specify file encoding. 
       -- 
       -- Source character set 
       SOURCECHARSET     shiftjis 
       -- 
       -- Target character set 
       TARGETCHARSET     ja16euc 
       -- 
       -- Character map definition by one code point. 
       --   left hand is source and right hand target code point. 
       \xa2c1     \x89\xa2\xb7        -- override \xa2c1 to \x89\xa2\xb7 
       -- 
       -- Character map definition by range. Number of source and target characters must be the same. 
      \x61 - \x7a        \x41 - \x5a 

次の例では、ソースとターゲットの文字セットが異なるため、文字変換定義が文字マッピング・ファイルを使用して指定されます。

CHARMAP charmapconv.txt

REPLACEBADCHAR FORCECHECK

これにより、ソースおよびターゲットが同じ場合でも、厳密な文字セットの変換およびチェック・コード・ポイントが可能になります。

文字マッピング・ファイルに次を追加します。

SOURCECHARSET AL32UTF8
    TARGETCHARSET UTF-16
    \xef\xbf\xbd \x0020

この例では、ソースとターゲットの文字セットが同じ場合でも、CHARMAPREPLACEBADCHARを使用してターゲット文字を変更します。

REPLACEBADCHAR FORCECHECK

CHARMAP charmapconv.txt

これにより、厳密な文字セットの変換が有効になり、ソースとターゲットが同じ場合でもコード・ポイントがチェックされます。

同じ文字セットに対して文字セット変換を有効にすることで、パフォーマンスが低下する可能性があります。

文字マッピング・ファイルに次を追加します。

SOURCECHARSET windows-932
    TARGETCHARSET windows-932
    \x61 - \x7a \x41 - \x5a