FLUSHSECS | FLUSHCSECS
適用対象
Extract
説明
FLUSHSECS
またはFLUSHCSECS
パラメータでは、Oracle GoldenGateがいつExtractメモリー・バッファをフラッシュするかを制御します。リモート・システムにデータを送信する際、Extractはデータをバッファしてネットワーク・パフォーマンスを最適化します。バッファは、一杯になるか、FLUSHSECS
またはFLUSHCSECS
で指定された時間が経過した後に、ターゲット・システムにフラッシュされます。バッファがフラッシュされてデータが送信されるまで、ターゲットのユーザーは変更データを使用できません。バッファのサイズを制御するには、RMTHOST
のTCPBUFSIZE
オプションを使用します。詳細は、RMTHOSTを参照してください。
FLUSHSECS
またはFLUSHCSECS
の値を増やすと、ネットワーク使用効率が若干高まることがありますが、ソース・システムのアクティビティが少なく、バッファが一杯にならない場合には、ターゲット・データのレイテンシが増える可能性があります。ソース表のアクティビティが多い場合は、FLUSHSECS
およびFLUSHCSECS
はほとんど効果がありません。
このパラメータをゼロ(0)に設定することはできません。
デフォルト
デフォルトは1です。最小値は0、最大値は5000です。
構文
FLUSHSECS seconds | FLUSHCSECS centiseconds
例
FLUSHSECS 80