リリース21c (21.1.0): 初期リリース 2021年5月
- Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureがOracleおよび異種データベースで使用可能
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Oracle GoldenGate 21cは次のデータベースをサポートしています。
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Oracle Database
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DB2 z/OS
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MySQL
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SQL Server
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- Oracle Database
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- 統合ビルド・サポート
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Oracle GoldenGateでは、Oracle GoldenGateの一部として最新のOracleデータベース・クライアント・ライブラリを含めることにより、サポートされているオペレーティング・システムの複数のメジャーOracle Databaseバージョンからのキャプチャおよびこれらへの適用に単一の統合ビルドを使用します。
- サプリメンタル・ロギングを使用する表の自動Extractのサポート
- Oracle GoldenGateには、論理レプリケーションが有効になっているすべての表の変更をキャプチャする新しい
auto_captureモードが用意されています。LIST TABLES AUTO_CAPTUREコマンド・オプションを使用して、自動キャプチャが有効な表をリストできます。自動キャプチャを設定するには、TRANLOGOPTIONS ENABLE_AUTO_CAPTUREオプションを使用します。このパラメータがExtractで有効になっている場合、サプリメンタル・ロギングを使用する表はExtractによって自動的にキャプチャされるため、表を
TABLEパラメータとして追加する必要がありません。ALTER TABLE ... ENABLE LOGICAL REPLICATION ALL KEYS、ALTER TABLE ... ENABLE LOGICAL REPLICATION ALLOW NOVALIDATE KEYS、CREATE TABLE ... ENABLE LOGICAL REPLICATION ALL KEYSまたはCREATE TABLE ... ENABLE LOGICAL REPLICATION NOVALIDATE KEYSの新しいDDLオプションを使用すると、サプリメンタル・ロギングを表に追加し、Oracle GoldenGateが自動的にキャプチャできるようになります。これには、Oracle Database 21c以上である必要もあります。
- OracleネイティブJSONデータ型のサポート
- Oracle GoldenGateのキャプチャおよび適用プロセスでは、Oracle Database 21c以上でサポートされている新しいネイティブJSONデータ型がサポートされるようになりました。
- Oracle Database 21cの自動競合検出および解決が使用可能
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この機能は、Oracle Database 21cおよびOracle GoldenGateで自動CDRを拡張し、以下をサポートします。
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最も古いタイムスタンプの解決
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常に削除を優先
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サイト優先順位による競合解決
これらの機能は、
DBMS_GOLDENGATE.ADD_AUTO_CDRプロシージャで有効にできます。 -
- Oracle Cloud Infrastructure Key Management Service (OCI KMS)統合が使用可能
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Oracle GoldenGateでは、トレイル・ファイルの暗号化のためにOCI KMSとの統合がサポートされているため、Oracle GoldenGateクラウド・デプロイメントの保護が簡略化されます。
- Autonomous Database Extractのサポート
- Oracle GoldenGateは、OCIのAutonomous Databaseからキャプチャできるようになりました。この機能により、共有環境内の他のデータへのアクセスを許可することなく、安全に特定のAutonomous環境からデータをキャプチャできます。詳細は、Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateの使用のプラガブル・データベースからのキャプチャを参照してください。
- Replicat互換性制約
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この機能を使用すると、異なるトレイル・ファイル形式でのReplicatの互換性が保証されます。Replicat互換性制約は、プライマリExtractによってレコード(LCR)に関連付けられ、トレイル・ファイル形式バージョンをバンプせずに、特定のレコードがOracle GoldenGate 21c以上のリリースの特定バージョンのReplicatによって適用されるように制限します。この機能は、LogDumpユーティリティによって表示されます。
- 証明書管理がMicroservices Architecture Web UIから使用可能
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サーバー証明書と複数のクライアント証明書が、サービス・マネージャから管理できます。各デプロイメントには、デプロイメント用のセキュアな通信チャネルを設定する際に使用されるサーバー、クライアント証明書およびCA証明書を保持する証明書ストアがあります。
- wssプロトコルの複数のクライアント証明書のサポートが使用可能
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複数のクライアント証明書を証明書ストアに格納し、配布パスおよびターゲット開始パスの認証メカニズムのタイプを明示的に指定できます。
資格証明、クライアント証明書またはOAuht2.0 (Oracle GoldenGate 21.3.0で使用可能)の3つの認証メカニズムのいずれかを選択できます。クライアント証明書認証メカニズムを選択した場合は、特定のクライアント証明書を選択できます。
- ハートビート表を含むDB_UNIQUE_NAME
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ハートビート表を含む
DB_UNIQUE_NAMEを使用すると、ユーザーはハートビートのソースを一意に識別できます。DB_UNIQUE_NAMEを使用すると、アクティブ/アクティブ環境でハートビート表をより適切に使用できます。この環境では、通常、すべてのレプリカのDB_NAMEが同じですが、DB_UNIQUE_NAMEを使用して各レプリカ・サイトを一意に識別します。
- トレイル・ファイルのヘッダーを含むDB_UNIQUE_NAME
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DB_UNIQUE_NAMEがDB_NAMEとともにトレイル・ファイル・ヘッダーに追加されます。これは、アクティブ/アクティブ環境でのレプリケーションのトラブルシューティングに役立ちます。ほとんどの場合、すべてのレプリカのDB_NAMEは同じですが、DB_UNIQUE_NAMEを使用して各レプリカ・サイトを一意に識別します。 - Oracle GoldenGateのアップグレードの簡略化
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Oracle GoldenGate 21cにアップグレードするプロセスはさらにシンプルになりました。管理者が最新のOracle GoldenGateリリースにアップグレードするために必要なステップが少なくなります。これには、トレイル・ファイル形式のアップグレード後のReplicatの自動再配置が含まれます。
- パーティション名のフィルタリング
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「パーティション・フィルタリング」オプションは、表のパーティション名で明示的にフィルタ処理します。データは、Extract、Pump、分散サービスおよびReplicatのソース・パーティション名に基づいてフィルタ処理できます。
- バインドされたリカバリ・チェックポイント・パフォーマンス
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バインドされたリカバリ(BR)チェックポイントは、ExtractがREDOログのマイニングを続行し、BRチェックポイント中にトレイル・ファイルを生成できるように拡張されており、BR間隔が減少し、Extractの再起動時間が改善されます。
- Active Data Guard (ADG)リダイレクト
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ADGがカスケード・モードで構成され、REDOログがダウンストリーム・データベースに転送される場合、Oracle GoldenGateは、REDOが発生したデータベースに接続するかわりに、
REGISTERコマンドのソース・データベースとしてADGに接続できます。Extractの登録に必要なソース・データベース接続がありません。 - 新しいReplicatパラメータINCLUDETAG
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Oracle用のOracle GoldenGateでは、既存の
EXCLUDETAGパラメータに加えてINCLUDETAGがサポートされるようになり、マルチウェイ・レプリケーション・トポロジをより柔軟に構成できます。