このリリース・ノートには、Oracle REST Data Servicesのドキュメントに記載されていない重要な情報が含まれています。
このリリース・ノートでは、次の項目について説明します。
関連項目:
新機能、変更および修正された問題の詳細は、Oracle REST Data Servicesインストール・キットを解凍したフォルダにあるreadme.html
を参照してください。
最新リリースの確認
Oracle REST Data Servicesは、Oracle Databaseより頻繁にリリースされています。最新のリリース(ベータ版または「アーリー・アダプタ」版リリースを含む)に関する情報またはダウンロードについては、次のWebサイトを参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/rest-data-services/overview/index.html
新機能およびその他の変更
リリース3.0.0
Oracle REST Data Servicesリリース3.0には、次の新機能および変更があります。
Oracle REST Data Servicesインストーラへの変更
独自のスキーマを使用してOracle REST Data Servicesをインストールし、RESTfulサービスを定義できるようになりました。
インストールの実行は、簡易モードまたは情報の入力を促す拡張モードを選択できます。インストール・プロセスはシンプルで高速です。
インストーラでは、Application Expressのワークスペースに保存されているRESTfulサービス定義をOracle REST Data Services対応のスキーマに移行するオプションが提供されます。
インストーラでは、uninstall
コマンドが提供されます。詳細は、java -jar ords.war help uninstall
と入力してください。
Oracle REST Data ServicesのインストールにOracle Application Expressは不要になりました。(Oracle REST Data Servicesリリース2.0.nでは必須でした。)
RESTfulサービスを作成するためのPL/SQL API
このリリースでは、PL/SQLを使用してRESTfulサービスを作成および編集するためのPL/SQL APIがプレビューとして公開され、PL/SQLを媒介としたRESTfulサービスの作成およびメンテナンスのスクリプト化が可能になります。また、APIではOAuth 2.0のすべての機能が公開されており、OAuthクライアントの登録および管理が可能になります。このAPIは、3.0.0の最終リリース前に変更される可能性があることに注意してください。
OAuth 2.0クライアント資格証明権限のサポート
OAuth 2.0クライアント資格証明の権限タイプがサポートされるようになり、エンタープライズ・アプリケーションにとって重要なユースケースであるOAuth 2.0によるサーバー間の認可が可能になりました。
URLパターンにマッピングできるRESTful権限
RESTful権限を任意のURLパターンに関連付けられるようになり、JSONコレクション・ストア・リソースやAutoRestリソースなど、Oracle REST Data Servicesを介してアクセスするすべてのデータベース・リソースをRESTful権限で保護できるようになりました。権限のURLマッピングは、PL/SQL APIを使用するか、SQL Developerを使用して構成できます。
この項と前項の機能は、JSONコレクション・ストア・リソースやAutoRestリソースをOAuth 2.0で保護できることを意味します。
改善されたNoSQLデータベースのサポート
NoSQLデータベース・リソースの/store
接頭辞が削除され、NoSQLデータベース3.2.5で導入された新規DDL機能がサポートされたことにより、RESTfulエンドポイントを介してDDL文を発行できます。
RESTfulサービス問合せのフィルタリングのサポート
RESTfulサービス(SQL問合せを実行する)は、問合せをさらに制約するJSONベースのフィルタ句の仕様をサポートするようになりました。フィルタ句は、サービスの問合せ文字列のパラメータに含めて指定することも、フィルタ句をPOSTリクエストのボディとしてPOSTリクエストを送信して指定することもできます。
Oracle REST Data Servicesプラグイン用のJava API
新規のJava APIにより、サード・パーティがOracle REST Data Servicesランタイムに拡張機能を提供することが可能になります。(このAPIは、Oracle REST Data Services 3.0.0の最終リリース前に変更される可能性があることに注意してください)。詳細は、Oracle REST Data Servicesをインストールした場所の中にある次の情報を参照してください。
-
ドキュメント:
docs\javadoc\plugin-api
-
コンパイルしてプラグインを追加する方法を示すチュートリアル:
examples\plugins\plugin-demo
『開発者ガイド』の記述を『Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイド』に
『Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイド』は、restful_services_devguide.html
というファイル名で提供されていた、古い、非公式の『開発者のガイド』に基づく記述を追加して拡張されました。
現在、この開発についての記述は「Oracle REST Data Servicesアプリケーションの開発」の章にあります。
Apache JServプロトコル(AJP)のサポートを削除
スタンドアロン・モードのランタイムとしてJettyが使用されており、JettyはAJPをサポートしていないため、Apache JServプロトコル(AJP)のサポートが削除されました。
Oracle REST Data ServicesのためのSQL Developer 4.1グラフィカル・インタフェース
Oracle SQL Developerリリース4.1では、Oracle REST Data Servicesをインストールし、それをSQL Developer内でスタンドアロン・モードで実行できるグラフィカル・ユーザー・インタフェースが提供されています。SQL Developer内で、Oracle REST Data Servicesのスキーマに格納されているRESTfulサービスの作成、編集、および検証が可能です。
詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』のOracle REST Data Servicesの管理および開発に関する項、またはSQL Developerのオンライン・ヘルプを参照してください。
リリース3.0.1
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。次のような内容が含まれます。
-
Oracle 12cマルチテナント・アーキテクチャ・サポート。これは、『Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイド』のOracle REST Data Servicesでのマルチテナント・アーキテクチャの使用に関する新しい付録で説明されています。
-
『Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイド』の新しい付録「RESTfulサービスのスタート・ガイド」。
-
任意の静的リソースを提供するためのスタンドアロン・モードのドキュメント・ルート
リリース3.0.3
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。次のような内容が含まれます。
-
コンテナ・データベース(CDB)のOracle REST Data Servicesをリリース3.0.1から3.0.2にアップグレードするためのサポートが提供されます。
-
Oracle REST Data Servicesの構成時の404エラーに関する修正または実行可能なアクションが提供されます。
-
スタンドアロン・モードでは、新しいドキュメント・ルート機能を使用して、任意の静的リソースを提供できるようになりました。
APEX_PUBLIC_USERおよびwwv_flow_epg_include_modules.authorize
APEX_PUBLIC_USER
を使用するようデータベース・プールが構成されている場合、Oracle REST Data Servicesにより、自動的にsecurity.requestValidationFunction
設定の値が次のように設定されます。 WWV_FLOW_EPG_INCLUDE_MODULES.AUTHORIZE
この設定により、Oracle Application Expressに付属のコール可能なプロシージャのホワイト・リストがアクティブ化され、他のプロシージャへのコールが禁止されます。このプロシージャ、およびその動作のカスタマイズ方法の詳細は、Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
詳細は、readme.html
を参照してください。
自動PL/SQL
自動PL/SQL機能を使用して、リモート・プロシージャ・コール(RPC)のHTTP(S)を通じてPL/SQLを使用できます。
ノート:
オーバーロードされたパッケージ・ファンクションまたはプロシージャはサポートされておらず、404エラー・メッセージが発生します。詳細は、readme.html
を参照してください。
「接続」ナビゲータを使用したRESTfulサービスの作成
Oracle REST Data Servicesでは、RESTfulサービス定義を作成および編集できる「接続」ナビゲータを使用したオプションを提供します。
詳細は、readme.html
を参照してください。
REST対応SQLサービス
REST対応SQLサービスはOracle Database SQLエンジンへのアクセスを提供します。SQL文をこのサービスにPOSTできます。次に、サービスがSQL文をOracle Databaseに対して実行し、結果をクライアントにJSON形式で返します。
詳細は、『Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイド』を参照してください。
また、詳細は、readme.html
を参照してください。
リリース18.1.1
-
Oracle REST Data ServicesをCDBにインストールするためのインストールの選択項目
- CDBで複数リリースを有効にするためのOracle REST Data Servicesの移行
ノート:
Oracle Databaseリリース12.1.0.1を使用していて、CDBで複数リリースをサポートしているOracle REST Data Servicesにインストールまたはアップグレードする場合、Oracle Database 12.1.0.2にアップグレードする必要があります。詳細は、readme.html
を参照してください。
リリース18.2
-
Oracle WebLogic Serverでは、このリリースで12gリリース2 (12.2.1.3)以降をサポートしています。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.htmlファイルを参照してください。
ORDS_METADATAスキーマがCDB$ROOTコンテナにインストールされていない
リリース18.2以降、Oracle REST Data Servicesでは、ORDS_METADATA
スキーマをCDB$ROOT
コンテナにインストールしなくなりました。ORDS_PUBLIC_USER
(共通ユーザー)のみがCDB$ROOT
コンテナおよびそのPDBにインストールされます。ORDS_METADATA
スキーマはCDBに接続されている各PDBにインストールされるようになりました。これにより、CDBおよびPDBをオフラインにする必要がなくなるため、Oracle REST Data Servicesをアップグレードする際の停止時間を最小限にします。
詳細は、『Oracle REST Data Servicesインストレーション、構成および開発ガイド』を参照してください。
また、詳細は、readme.html
を参照してください。
リリース18.3
-
OAuth 2クライアント資格証明認証のサポート。
REST対応SQL認証を参照してください。
-
CDBにインストールするためのパラメータ。
CDBにインストールするためのパラメータを参照してください。
-
このリリースには、次の新しい構成ファイル・パラメータが含まれています。
-
security.requestAuthenticationFunction
-
procedure.rest.preHook
-
jdbc.auth.enabled
-
security.requestValidationFunction
パラメータおよびsecurity.maxEntries
パラメータが更新されました。構成可能なパラメータを理解するを参照してください。
-
-
このリリースには、次の新しい章が含まれています。
このリリースには、RESTサービス・ハンドラで使用される暗黙的パラメータのリストに関する情報が含まれています。詳細は、暗黙的パラメータを参照してください。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.htmlファイルを参照してください。
リリース18.4
Oracle REST Data Servicesリリース18.4には、次の新機能があります。
- 事前フック・ファンクションのサポート: PL/SQLベースの事前フック・ファンクションは、Oracle REST Data Services (ORDS)ベースのRESTコールの前に呼び出されます。通常、事前フック・ファンクションはアプリケーションのすべてのRESTエンドポイントに適用される必要があるアプリケーション・ロジックを実装するために使用されます。
事前フック・ファンクションの概要を参照してください。
- mod_plsqlからORDSへの移行: Oracle REST Data Servicesは、Oracle HTTP Serverのmod_plsqlアプリケーションのかわりに使用されるJava EEベースのサービスです。Oracle HTTP Serverのmod_plsqlアプリケーションは、新しいORDS構成ファイルを定義することによって、ORDSに移行できます。
mod_plsqlからORDSへの移行を参照してください。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース19.1
Oracle REST Data Servicesリリース19.1には、次の新機能があります。
-
ハイパーリンクの生成: ORDSでは、RESTリソースにハイパーリンクを追加するために主キーのハイパーリンクや任意のハイパーリンクなどの異なるメカニズムが提供されます。
ハイパーリンクの生成を参照してください。
-
ORDSデータベースAPIの有効化: Oracle REST Data Services (ORDS)データベースAPIを有効化する方法を説明します。
ORDSデータベースAPIの有効化を参照してください。
- DBA権限を持つユーザーによるORDSのインストール: DBA権限を持つユーザーは、Oracle 11gまたはプラガブル・データベースにORDSをインストール、アップグレード、検証またはアンインストールできます。このユーザーにはDBAロールが必要です。
DBA権限を持つユーザーおよびOracle REST Data Servicesに必要な権限を参照してください。
このリリースでのその他の変更点は次のとおりです。
DBMS_SCHEDULER
ジョブCLEAN_OLD_ORDS_SESSIONS
は非推奨であり、1日より古い期限切れセッションの削除と同じアクションを実行するORDS_HOUSEKEEPING_JOB
に置き換えられています。アップグレード中、
CLEAN_OLD_ORDS_SESSIONS
ジョブは古いジョブがすでに存在する場合にはORDS_HOUSEKEEPING_JOB
に置き換えられます。それ以外の場合は、最初のスキーマが有効になったときに新しいジョブが作成されます。
リリース19.2
Oracle REST Data Servicesリリース19.2には、次の新機能があります。
- インストーラには、ORDSをインストール、アップグレード、検証およびアンインストールするための権限をユーザーに提供するスクリプト・ファイルが含まれています
ORDSインストーラ権限スクリプトおよびOracle REST Data Servicesに必要な権限を参照してください。
- ORDS 19.2リリースからは、ORDSがインストールされているシステムで一連の環境サービス操作を実行できます。
環境サービスの構成を参照してください
- 次の2つの新しいサブプログラムが、ORDS PL/SQLパッケージとORDS ADMIN PL/SQLパッケージにそれぞれ含まれています。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース19.3
Oracle REST Data Servicesリリース19.3には、次の新機能があります。
- このリリースには、基本、TNSおよびカスタムURL接続タイプのプロンプトが含まれています。
- それぞれの機能を有効にするために、次の新しいプロンプトが含まれています。
- SQL Developer Webおよび
- REST対応SQL
コマンドライン・プロンプトを使用した拡張インストールを参照してください。
- 「ORDSデータベースAPIの有効化」の項を更新しました。
ORDSデータベースAPIの有効化を参照してください。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース19.4
Oracle REST Data Servicesリリース19.4には、次の新機能があります。
- このリリースには、基本、TNSおよびカスタムURL接続タイプのプロンプトが含まれています。
- それぞれの機能を有効にするために、次の新しいプロンプトが含まれています。
- SQL Developer Webおよび
- REST対応SQL
コマンドライン・プロンプトを使用した拡張インストールを参照してください。
- 「ORDSデータベースAPIの有効化」の項を更新しました。
ORDSデータベースAPIの有効化を参照してください。
- Oracle Data Guardで保護されているユーザーにアクセスするためのOracle REST Data Servicesの認可に関する新しい項が含まれています。
Oracle Data Guardで保護されているユーザーにアクセスするためのOracle REST Data Servicesの認可を参照してください。
- Oracle REST Data ServicesとOracle WebLogic Serverの統合に関する新しい項が含まれています。
Oracle REST Data ServicesとOracle WebLogic Serverの統合を参照してください。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース20.2
- Open Service Broker API互換プラットフォームでのORDSデータベースAPIの構成および使用。データベースAPIの構成を参照してください。
- サポートされているOracle Application Express (APEX)のバージョン
- ORDSデータベースAPIサービスの無効化。ORDSデータベースAPIを有効化するための拡張設定を参照してください。
- ORDS管理者権限の管理
- ORDS実行権限の管理
- Oracle REST Data Services PL/SQLパッケージのリファレンスの関数:
- Oracle REST Data Services (ORDS) ADMIN PL/SQLパッケージの関数:
- その他の変更
- サード・パーティ・ライセンス情報の項が更新されました。
- application/sql Content-Typeを使用するPOSTリクエスト
- 構成可能なパラメータを理解する。
- リレーショナル・データ用のJSON生成のバイパス
- ORDSリリース20.2.1以降、
ords.version.number.zip
ファイルで提供されるORDS SQLスクリプトを使用して、Oracle REST Data Servicesをアプリケーション・コンテナにインストールまたはアップグレードできます。「アプリケーション・コンテナでのORDSの設定」を参照してください。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース20.3
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース20.4
- Cross-Origin Resource Sharing機能
- ORDSの監視
- ORDSは、JSONまたはHTML形式でHTTPエラー・レスポンスを生成できるようになりました。HTTPエラー・レスポンスについてを参照してください。
- 構成可能なパラメータを理解するの項が
error.responseFormat
キーの詳細で更新されました。 - サポートされているOracle WebLogic Serverバージョンで更新されました。サポートされるJava EEアプリケーション・サーバーを参照してください
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース21.1
- ORDSは、ウィルス・スキャン用にICAPサーバーと統合するよう構成できます。ウィルス・スキャン用のICAPサーバー統合の構成を参照してください。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース21.2
- Kerberos設定を使用したORDSの構成
- ORDSメタデータ・キャッシュの構成
- 「構成可能なパラメータを理解する」の項が
cache.metadata.timeout
およびcache.metadata.enabled
で更新されました。 - 「Oracle REST Data Services管理PL/SQLパッケージのリファレンス」の項が更新されました。ORDS_ADMIN.CONFIG_PLSQL_GATEWAYを参照してください
- TNS接続に
-Doracle.net.tns_admin
システム・プロパティが不要になりました。 - 「サード・パーティ・ライセンス情報」の項が更新されました。
このリリースの新機能およびその他の変更の詳細は、readme.html
ファイルを参照してください。
リリース19.1のOracle REST Data Servicesで削除された機能
このリリース以降、Oracle REST Data ServicesはGlassfish Serverをサポートしません。Oracleでは、かわりにOracle WebLogic Server、Apache Tomcat ServerまたはOracle REST Data Servicesスタンドアロン・モードを使用することをお薦めします。
修正されたバグ
次の項では、Oracle REST Data Servicesで修正された不具合の一覧を示します。問題の説明の後にあるカッコ内の番号は、Oracleバグ・データベース内のバグ番号です。
関連項目:
このセクションは、このドキュメントを作成していた時点での最新です。最新の情報については、「最新リリースの確認」を参照してください。
このセクションの内容は次のとおりです。
- Oracle REST Data Servicesリリース18.4で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース19.1で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース19.2で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース19.4で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース20.2で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース20.3で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース20.4で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース21.1で修正された不具合
- Oracle REST Data Servicesリリース21.2で修正された不具合
Oracle REST Data Servicesリリース3.0.0で修正された不具合
問題および修正の詳細は、Oracle REST Data Servicesインストール・キットを解凍したフォルダにあるreadme.html
を参照してください。そのファイルにリストされている修正に加えて、最終の2.0.nリリース以降に修正されたバグには次のものが含まれます。
-
Oracle REST Data Servicesのアンインストール・スクリプトが、説明や役に立つメッセージを表示することもなく、動作しないことがあるという問題が修正されました。(20140082)
-
オリジナル・リソース・ハンドラのトランザクションが、GETハンドラにリクエストを転送する前に確実にコミットされるようになりました。(20197577)
-
JSONの値のエスケープされたスラッシュ文字を正しく処理するようになりました。(20221841)
-
3.0.0 EA1で後退したApplication Expressで表形式のフォームが正しく動作しないという不具合。(20536145)
-
コマンドラインがアクティブなときには
@ApplicationScoped
サービスが開始されないようになりました。(20568202) -
HEAD操作用のPL/SQLゲートウェイのサポートが可能になりました。(20601219)
Oracle REST Data Servicesリリース3.0.1で修正された不具合
リリース3.0.0およびリリース3.0.1の直前のベータ(アーリー・アダプタ1)以降に修正されたバグの詳細は、readme.html
を参照してください。
Oracle REST Data Servicesリリース3.0.3で修正された不具合
リリース3.0.0、3.0.1および3.0.2以降に修正されたバグの詳細は、readme.html
を参照してください
Oracle REST Data Servicesリリース3.0.4で修正された不具合
このリリースには、次の不具合の修正が含まれます。
-
Oracle Bug#21890324 - NoSQL表リソースの条件付きDELETEに関する問題が修正されました
-
Oracle Bug#22342053 - 空のベース・パスのあるリソース・モジュールのディスパッチに関する問題が修正されました
-
Oracle Bug#22525939 - APEX静的リソースによって404 Not Foundエラーが生じる問題が修正されました
-
Oracle Bug#22550686 - Oracle Database 12.1.0.1へのPDBのインストールを妨げる問題が修正されました
-
Oracle Bug#22605437 - ORA-01000最大オープン・カーソル超過エラー・メッセージの原因となる問題が修正されました
リリース3.0.0以降に修正された不具合については、readme.html
も参照してください。
オープン・バグおよび既知の問題
この項では、Oracle REST Data Servicesの不具合と既知の問題について説明します。
問題および修正に関する使用可能な追加情報は、Oracle REST Data Servicesインストール・キットを解凍したフォルダにあるreadme.html
も参照してください。
SODA
-
TIMESTAMPタイプの索引付けが機能しません。
-
HEADレスポンスは、コンテンツの長さとして誤って0(ゼロ)をレポートし、ステータスとして204(コンテンツなし)を誤ってレポートするものもあります。
Application Express RESTfulサービスの移行
-
Application ExpressベースのRESTfulサービスの移行は、データベースにApplication Expressスキーマが含まれないケースには対応していません。また、インストールされているApplication Expressのバージョンが5.0.0以降であるケースにも対応していません。(Oracle Bug#21302877)
RESTfulサービス
-
Application Expressワークスペースは、ファースト・パーティ認証をサポートしていないため、/sign-in/対話型サインイン・フォームをサポートしていません。Application Expressワークスペースで/sign-in/にアクセスすると、404ステータスが生成されます。
ドキュメントのアクセシビリティについて
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。
Oracle REST Data Servicesリリース・ノート リリース21.2
F47369-01
2021年6月
Copyright © 2011, 2021, Oracle and/or its affiliates.