管理対象クラスタ登録の同期
クラスタ登録の自動実行および同期
	Verrazzanoカスタム・リソースでsyncClustersを有効にすると、Verrazzano全体でクラスタ登録を同期できます。Rancherコンソールでインポートされたクラスタは、Verrazzanoの管理対象クラスタ・リソース、Rancher、Argo CDなど、Verrazzanoの残りの部分全体で同期されます。さらに、ラベル・セレクタを使用して、登録するクラスタをフィルタできます。
管理対象クラスタの自動登録
syncClustersを有効にする管理クラスタのVerrazzanoリソースを次に示します。
apiVersion: install.verrazzano.io/v1beta1
kind: Verrazzano
metadata:
  name: admin
spec:
  profile: prod
  components:
    clusterOperator:
      overrides:
      - values:
          syncClusters:
            enabled: true
- enabledがtrueに設定されている場合、Verrazzanoはクラスタの登録をVerrazzano、RancherおよびArgo CD全体で同期します。
- enabledが- false(デフォルト)に設定されている場合、Verrazzanoはクラスタの登録をVerrazzano全体で同期しません。
クラスタ選択のフィルタ
オプションで、RancherにインポートされたどのクラスタがVerrazzanoによって自動的に登録されるかを決定するには、Verrazzanoリソースでラベル・セレクタを指定します。これにより、同期するクラスタをフィルタできます。
クラスタ・ラベル選択をサポートする管理クラスタのVerrazzanoリソースを次に示します。
apiVersion: install.verrazzano.io/v1beta1
kind: Verrazzano
metadata:
  name: admin
spec:
  profile: prod
  components:
    clusterOperator:
      overrides:
      - values:
          syncClusters:
            enabled: true
            clusterSelector:
              matchExpressions:
              - key: verrazzanomulticluster
                operator: In
                values: [supported]
クラスタ・ラベル選択を使用するには、syncClustersのenabledフィールドをtrueに設定する必要があります。Verrazzanoは、clusterSelectorフィールドに一致するラベルを持つすべてのクラスタを自動的に登録します。
- clusterSelectorフィールドはオプションです。
- enabledを- trueに設定し、- clusterSelectorフィールドを省略すると、Rancherにインポートされたすべてのクラスタが自動的に登録されます。
クラスタをRancherにインポートする際に、クラスタのlabelおよびvalueを指定できます。ラベルがこのラベル・セレクタに一致する場合、クラスタは同期されます。