Verrazzanoのアンインストール

Verrazzanoをアンインストールする前に、Verrazzanoアプリケーションを削除する必要があります。アンインストール操作の完了後に正常に機能しない可能性があるためです。

Verrazzanoをアンインストールすると:

  • すべてのVerrazzanoコンポーネントがアンインストールされます
  • VerrazzanoによってインストールされたCRDは削除されません
  • デプロイされていたアプリケーションは引き続き存在しますが、機能しない可能性があります

Verrazzanoは、Verrazzano CLIまたはkubectlを使用してアンインストールできます。

次の各項を参照してください:

Verrazzano CLIを使用したアンインストール

  1. Verrazzanoをアンインストールします。

     $ vz uninstall
    

  2. アンインストール操作が完了するまで待ちます。アンインストール操作が完了するか、デフォルトのタイムアウト(20分)に達するまで、Verrazzanoプラットフォーム・オペレータのアンインストール・ログがコマンド・ウィンドウにストリーミングされます。

    次に、出力の例を示します。

    Uninstalling Verrazzano
    2022-11-22T16:31:20.377Z info Reconciling Verrazzano resource default/verrazzano, generation 2, version 1.4.2
    2022-11-22T16:31:20.377Z info Deleting Verrazzano installation
    2022-11-22T16:31:20.418Z info Uninstalling components
    2022-11-22T16:31:20.418Z info Uninstalling Verrazzano default/verrazzano
    ...
    

kubectlを使用したアンインストール

Verrazzanoインストールを削除するには、クラスタへのインストールに使用したVerrazzanoカスタム・リソースを削除します。

次の例は、バックグラウンドでVerrazzanoインストールの削除を開始し、kubectl logs -fコマンドを使用して、アンインストール操作を実行するポッドの出力を追跡します。

  1. Verrazzanoカスタム・リソースの名前を取得します。
    $ MYVZ=$(kubectl  get vz -o jsonpath="{.items[0].metadata.name}")
    
  2. Verrazzanoカスタム・リソースを削除します。カスタム・リソースが削除されると、Verrazzanoプラットフォーム・オペレータは、Verrazzano関連のコンポーネントおよびリソースをすべて削除してアンインストール・プロセスを完了します。これには時間がかかる場合があります。
    $ kubectl delete verrazzano $MYVZ
    

    削除中にログを表示するには、次のコマンドを使用します:
    $ kubectl logs -n verrazzano-install \
        -f $(kubectl get pod \
        -n verrazzano-install \
        -l app=verrazzano-platform-operator \
        -o jsonpath="{.items[0].metadata.name}") | grep '^{.*}$' \
        | jq -r '."@timestamp" as $timestamp | "\($timestamp) \(.level) \(.message)"'
    

トラブルシューティングのヘルプは、「分析アドバイス」を参照してください。