MySQLの問題

MySQLの問題のトラブルシューティング

MySQLで発生する可能性がある既知の問題があります。Verrazzanoプラットフォーム・オペレータは、記述されている各問題を自動的に検出し、それらを修復するためのアクションを実行します。オペレータは、問題を検出してから数分以内に修復を開始します。

問題の手動修復が必要な場合は、次の各項を参照してください。

MySQLポッドがTerminatingでスタックする

MySQLポッドが終了中の状態でスタックする可能性があります。これは、Kubernetesクラスタのノードのアップグレード中に発生する可能性があります。

次の例は、この状況がどのようになるかを示しています。すべてのポッド・コンテナが終了されていますが、ポッドが終了を完了することはありません。

$ kubectl get pods -n keycloak -l component=mysqld
NAME      READY   STATUS        RESTARTS   AGE
mysql-0   0/3     Terminating   0          60m

この問題は、mysql-operatorポッドを再起動することで修復できます。

$ kubectl delete pod -l name=mysql-operator -n mysql-operator

MySQLポッドが準備完了ゲートを待機する

mysql StatefulSetは、準備完了状態に達するのを待機中にスタックすることがあります。これは、1つ以上のMySQLポッドがそのReadinessGatesのセットを満たしていない場合に発生します。

次の例は、この状況がどのようになるかを示しています。

$ kubectl describe pods -n keycloak -l component=mysqld

# Excerpt from the command output
Readiness Gates:
  Type                          Status
  mysql.oracle.com/configured   False
  mysql.oracle.com/ready        True

この問題は、mysql-operatorポッドを再起動することで修復できます。

$ kubectl delete pod -l name=mysql-operator -n mysql-operator

CrashLoopBackOff状態のMySQLルーター・ポッド

次の例は、この状況がどのようになるかを示しています。

$ kubectl get pods -n keycloak -l component=mysqlrouter
NAME                            READY   STATUS             RESTARTS   AGE
mysql-router-757595f6c5-pdgxj   1/2     CrashLoopBackOff   0          109m

この問題を修復するには、CrashLoopBackOff状態のポッドを削除します。

$ kubectl delete pod -n keycloak mysql-router-757595f6c5-pdgxj

InnoDBClusterオブジェクトがTerminatingでスタックする

この状態は、Verrazzanoのアンインストールで発生することが確認されています。

次の例は、この状況がどのようになるかを示しています。

$ kubectl get InnoDBCluster -n keycloak
NAME    STATUS    ONLINE   INSTANCES   ROUTERS   AGE
mysql   OFFLINE   0        1           1         7m51s

この問題は、mysql-operatorポッドを再起動することで修復できます。

$ kubectl delete pod -l name=mysql-operator -n mysql-operator

フィードバック

このページは役に立ちましたか。

ありがとうございます。お気づきの点がございましたら、お聞かせください。

申し訳ございません。お気づきの点がございましたら、お聞かせください。