トレース・レコードの表示
Verrazzano Jaegerコンソールを使用してトレースを表示、問合せおよびフィルタします。Verrazzano JaegerコンソールのURLおよび資格証明の取得方法の詳細は、「Verrazzanoへのアクセス」を参照してください。
Jaegerコンソールでのトレースの表示
最初のページで、評価対象のトレースを表示するサービス名を選択します(例: hello-helidon
)。
トレースを選択して詳細を表示します。
レスポンス数をフィルタするには、検索基準の一部となるタグ要素を指定して、フィルタリング・オプションを追加します。
Jaegerコンソールには、次の情報が表示されます:
- トレースを構成するすべてのスパン。
- 各スパンには、そのスパンのすべてのタグ、イベントおよびタイミングが含まれます。
- 各スパンを展開すると、そのスパンのタグ、イベント、開始時間、終了時間および期間全体の値を表示できます。
管理対象クラスタのトレースの表示
管理対象クラスタのトレースを表示できるのは、管理クラスタのJaegerコンソールからのみです。ご使用の管理クラスタのJaegerコンソールURLを見つけるには、「Verrazzanoへのアクセス」の手順に従います。
次のスパンには、管理対象クラスタの名前を保持するProcessタグverrazzano_cluster
が含まれます。管理対象クラスタのトレースのみを表示するには、タグverrazzano_cluster=<managed cluster name>
に基づいて検索します。
Jagerコンソール画面の出力例
管理対象クラスタmanaged1
(矢印)でフィルタされた出力。
managed1
のスパン詳細。
トレースおよびログ・レコードの格納
Verrazzanoでは、JaegerトレースはすべてOpenSearchに格納されます。これが機能するには、VerrazzanoでOpenSearchを有効にする必要があります。ログも取得され、OpenSearchに格納されます。これはFluentdによって行われます。
Verrazzanoコンポーネントが連携して完全な可観測性スタックを提供する方法の詳細は、ブログ「Jaeger, Fluentd, and OpenSearch with Verrazzano」をお読みください。