Extractプロセスを実行するためのOracle Databaseの準備
GoldenGateレプリケーションを使用するようにOracleデータベースを準備する手順をいくつか実行します。
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Oracle Databaseシステムで、GoldenGate Extractプロセスのパラメータ・ファイルを準備します。テキスト・エディタを使用して、ファイル
gg_home/dirprm/tt.prm
を次の内容で作成します:EXTRACT tt USERID cacheadmin, PASSWORD ttpwd RMTHOST tthost1.example.com, MGRPORT 7809 RMTTRAIL dirdat/tr TABLE oratt.customer; TABLE oratt.orders; TABLE oratt.item;
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GGSCIユーティリティを起動します。GoldenGateホーム・ディレクトリが
$GG_HOME
ディレクトリにあると仮定します。cd $GG_HOME ./ggsci
ここから、すべてのコマンドでGGSCIを使用します。
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GoldenGate Managerを起動します。
GGSCI>start manager Manager started.
- GGSCIでこれらのコマンドを実行して、抽出プロセスを開始します。
Oracle for GoldenGateを構成します。
GGSCI>DBLOGIN USERID cacheadmin, PASSWORD ttpwd GGSCI>ADD SCHEMATRANDATA oratt GGSCI>ADD EXTRACT tt, INTEGRATED TRANLOG, BEGIN NOW GGSCI>REGISTER EXTRACT tt, DATABASE GGSCI>ADD RMTTRAIL dirdat/tr, EXTRACT dirdat/tr
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前のステップで構成したファイルを使用して、GoldenGate Extractプロセスを開始します。
GGSCI>start tt
GoldenGate EXTRACTグループの詳細は、「ADD EXTRACT」を参照してください。