MaxConnsPerServer

MaxConnsPerServer属性は、DSNが参照するサーバーへの最大同時接続数を設定します。

サーバーへの多くの接続をサポートするには、TimesTenを実行しているUIDのプロセス当たりのファイル記述子制限に、アクティブな同時子サーバー数を多少超える値を設定する必要があります。これは、予測される同時クライアント接続数をMaxConnsPerServerで割った値です。MaxConnsPerServerの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「Data Manager DSNまたはサーバーDSN用の接続属性」を参照してください。

この属性の値は、timesten.confファイルのmax_conns_per_server属性の値の設定よりも優先されます。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「TimesTenサーバーに対する複数の接続の指定」を参照してください。

TimesTenデータベースへの最大接続数に対する制限の詳細は、「システム制限」を参照してください。

TimesTenサーバー設定に対する変更は、そのTimesTenサーバーを再起動するまで有効になりません。サーバーを再起動するには、ttDaemonAdmin -restartserverコマンドを使用します。

必要な権限

この属性の値を現在有効な値以外に変更できるのは、この属性が定義されているシステムDSNでオペレーティング・システム権限を持つユーザーのみです。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

MaxConnsPerServerは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

MaxConnsPerServer

1から2047までの値になります。デフォルトは1です。これは、プロセス内の個別のスレッドのみでなく、各接続に固有のプロセスがあることを示します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし