PLSQL_CCFLAGS

この属性では、PL/SQLユニットの条件付きコンパイルを制御するディレクティブを設定し、確認する条件に応じて、PL/SQLプログラムの機能をカスタマイズできます。

このことは、特に、アプリケーションが複数のデータベース環境にデプロイされる場合に有効です。考えられる用途としては、デバッグ機能やトレース機能のアクティブ化、データベースのバージョンに基づいた機能設定などがあります。

次の形式を使用します:

PLSQL_CCFLAGS = 'v1:c1,v2:c2,...,vn:cn'

v1の形式は、引用符で囲まないPL/SQL識別子です。制限はなく、予約語やキーワードも可能です。このテキストでは大/小文字は区別されません。それぞれがフラグまたはフラグ名として認識されます。各viは、文字列内で複数回使用可能で、それぞれに異なるフラグ値を持つことができ、様々な種類のフラグ値を使用できます。

c1は、PL/SQLブール・リテラル、PLS_INTEGERリテラル、リテラルNULLのいずれかです。このテキストでは大/小文字は区別されません。それぞれがフラグ値として認識され、フラグ名に対応しています。

ALTER SESSION SQL文(『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』を参照)を使用して、セッション内でこの属性を変更できます:

ALTER SESSION SET PLSQL_CCFLAGS = 'v1:c1,v2:c2,...,vn:cn';

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

PLSQL_CCFLAGSは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

PLSQL_CCFLAGS

次の形式の文字列リテラル:

'v1:c1,v2:c2,...,vn:cn'

デフォルト: null

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし