SSLRenegotiationSize

SSLRenegotiationSize属性は、セッションの再ネゴシエーションが実行されるまでに、クライアントとサーバー間のいずれかの方向で行われるデータ転送のMB数を指定します。

デフォルト設定は0で、転送されたMB数に基づく再ネゴシエーションは行われません。

TimesTenサーバー設定に対する変更は、そのTimesTenサーバーを再起動するまで有効になりません。サーバーを再起動するには、ttDaemonAdmin -restartserverコマンドを使用します。

SSLRenegotiationSizeSSLRenegotiationPeriodの両方がゼロ以外の値に設定されている場合は、どちらか先に発生した設定によって再ネゴシエーションが行われます。

詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』「クライアント/サーバー用のTLSの構成」を参照してください。

必要な権限

この属性の値を現在有効な値以外に変更できるのは、この属性が定義されているシステムDSNでオペレーティング・システム権限を持つユーザーのみです。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性はTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

設定

SSLRenegotiationSizeは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル

SSLRenegotiationSize

セッション再起動の再ネゴシエーションまでのデータ転送のMB数を表す整数。

0 - セッション開始の再ネゴシエーションにサイズが使用されないことを示します(デフォルト)

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし