更新完了の待機

次の形式のttRepAdminを使用すると、コールが戻る前に、ログ内のすべての更新をすべてのサブスクライバにレプリケートできます。

ttRepAdmin -wait [-name receiverName] [-host receiverHostName]
[-timeout seconds] {DSN | -connStr connection_string} 

オプション

ttRepAdmin -waitには、次のオプションがあります。

オプション 説明

DSN

マスター・データベースのデータソース名を示します。

-connStr connection_string

マスター・データベースの接続文字列(データベースの場所、ドライバ、および必要に応じてその他の接続属性設定を指定するODBC接続文字列)を指定します。

-wait

レプリケーションがカレントになるまで待機してから続行します。

-name receiverName

データベースを指定します。データベース名は、データベース・パス名の最後の部分です。

-host receiverHostName

サブスクライバ・ホストのホスト名またはTCP/IPアドレスを定義します。

-timeout seconds

タイムアウト値(秒)を指定します。ttRepAdminは、サブスクライバへのすべての更新が完了していない場合でも、この時間内で返されます。

% ttRepAdmin -wait -name receiverName -host receiverHostName
-timeout seconds -dsn DSN 

前述の構文によって、このプログラムの起動時にコミットされたすべての更新がサブスクライバreceiverNameに転送され、サブスクライバはそれらのすべての更新がサブスクライバ・データベースで永続コミットされたことを確認する方法が提供されます。タイムアウトで待機時間(秒)が制限されます。

ノート:

すべての書込みトランザクション・アクティビティがストアで静止された後にttRepAdmin -waitが起動された場合(アクティブなトランザクションおよび開始済のトランザクションがない状態)、すべての更新がサブスクライバで永続的にコミットされていることを示す確認応答をサブスクライバが送信するまでに、60秒以上かかる可能性があります。

% ttRepAdmin -wait -dsn DSN

前述の構文では、タイムアウトおよびサブスクライバ名が指定されていない場合、ttRepAdminは、このプログラムの起動時にコミットされたすべての更新がすべてのサブスクライバに転送され、それらのすべての更新がサブスクライバ・データベースで永続コミットされたことがすべてのサブスクライバによって確認されるまで戻されません。