3 開始する前に

このクイック・スタート・キャッシュ・ガイドでは、TimesTenインストールをすでに作成し、TimesTenインスタンスを作成してメイン・デーモンを起動した後のキャッシュ環境の設定について説明します。

このガイドでは、TimesTenの基本概念のいくつかをすでに理解していることを前提としています。また、キャッシュにはOracleデータベースへの接続が含まれるため、Oracleデータベースに接続するための構成方法を知る必要があります。

TimesTenの概念 詳細情報

TimesTenインスタンスおよびインスタンス管理者

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション、移行およびアップグレード・ガイド』インストールおよびインスタンスの概要

データソース名(DSN)

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』TimesTenデータベースを識別するためのデータソース名の指定

接続属性

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』接続属性

PermSizeおよびTempSize接続属性で構成された永続メモリーと一時メモリー

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』データベースのメモリー領域サイズの指定

TimesTenデータベースへの接続に使用されるttIsqlユーティリティ

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』ttIsql

また、Oracleデータベースへの接続に使用されるtnsnames.oraファイルにOracle Netサービス名を設定する方法も知っておく必要があります。

Oracleデータベースへの接続 詳細情報

tnsnames.oraファイルおよびOracle Netサービス名の構成についてさらに学習

『Oracle Database Net Services管理者ガイド』ネーミング・メソッドの構成