クライアント/サーバーの課題について
クラスタ外部のクライアント/サーバーを使用して、Kubernetesクラスタ内のTimesTenデータベースにアクセスする場合があります。これは可能ですが、次の課題があります:
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Kubernetesクラスタ外部のクライアントは、NodePortサービスを使用して、クラスタ内のTimesTenデータベースにアクセスします。クライアント・アプリケーションは、Kubernetesクラスタ内の任意のノードに接続できます。アプリケーションの接続先のノードが、TimesTenが実行されているノードではないこともあります。Kubernetesは接続をクラスタ内のTimesTenインスタンスにルーティングします。この動作はシームレスに行われますが、ネットワーク・ラウンドトリップが増えるためパフォーマンスが低下します。
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DML操作からの変更がクライアント/サーバー・アプリケーションから発生する場合、書込み可能な唯一のインスタンスであるアクティブなTimesTenインスタンスに、これらの接続をルーティングする必要があります。読取り専用アプリケーションの場合は、アクティブ・インスタンスとスタンバイ・インスタンスの両方に接続をルーティングして、スタンバイ・インスタンスがワークロードに参加できるようにすることをお薦めします。
TimesTenオペレータはNodePortサービスを使用し、接続マネージャを提供します。これにより、これらのクライアント/サーバーの課題に解決策を提供し、アプリケーションでこれらの問題を回避できるようにします。