Kubernetesによるノード・ステータスのレポート方法

Kubernetesのノードのステータスは、Kubernetesクラスタの管理において重要です。Kubernetesでは、ノードのステータスに関する詳細が提供されます。特に、ノードのステータスのconditionsフィールドには、実行中のノードのステータスに関する情報が表示されます。たとえば、Ready状態では、ノードの準備状況および状態に関する情報が提供されます。

Ready状態の値は次のとおりです:

• True: ノードは正常で、ポッドを受け入れる準備ができています。

• False: ノードは正常ではなく、ポッドを受け入れていません。

• Unknown: ノード・コントローラが最近ノードと通信していません。

ノードのステータスを取得するには、kubectl get nodesおよびkubectl describe nodeコマンドを使用します。次に例を示します。

kubectl get nodes
NAME      STATUS   ROLES                       AGE    VERSION
NodeA     Ready    control-plane,etcd,master   233d   v1.25.16+rke2r2

Kubernetesは、NodeAがReadyであると報告します。

kubectl describe node nodea
...
Conditions:
  Type                 Status  LastHeartbeatTime                 LastTransitionTime                Reason                       Message
  ----                 ------  -----------------                 ------------------                ------                       -------
  ...
  Ready                True    Thu, 16 Jan 2025 14:04:26 +0000   Thu, 09 Jan 2025 05:01:08 +0000   KubeletReady                 kubelet is posting ready status

Kubernetesは、NodeAのReady条件がTrueで、NodeAがポッドを受け入れていると報告します。

詳細は、Kubernetesドキュメントのhttps://kubernetes.io/docs/reference/node/node-status/を参照してください。