TimesTen Kubernetesオペレータのメトリック・サービスについて

TimesTenオペレータでは、常にメトリックが使用可能です。ただし、TimesTenオペレータの/metricsエンドポイントへのアクセスを制限できます。デフォルトでは、TimesTenオペレータの/metricsエンドポイントは、Kubernetesクラスタ内の他のポッドで使用できます。具体的には、TimesTenオペレータは、timesten-operatorというKubernetesサービスを自動的に作成します。このサービスは、アクティブなTimesTenオペレータ・ポッドのメトリック・ポートを、timesten-operator.mynamespace.svc.cluster.local:8080/metricsの残りのクラスタ(mynamespaceはネームスペースの名前)に公開します。

TimesTenオペレータのポッドの外部でTimesTenオペレータ・メトリックを公開しない場合は、operator.YAML YAMLマニフェスト・ファイルでEXPOSE_METRICS環境変数を"0"に設定します。この場合、メトリック・ポートはKubernetesサービスによって公開されません。(kubectl execコマンドを使用して、curlまたはTimesTenオペレータ・ポッド自体内の同様のツールを実行して、引き続きメトリックをフェッチできます。)

EXPOSE_METRICS環境変数を"0"に設定し、CREATE_SERVICEMONITOR環境変数を"1" (デフォルト)に設定する場合、CREATE_SERVICEMONITOR環境変数は"0"に設定されているものとして処理されます。

また、EXPOSE_METRICS環境変数を"0"に設定すると、METRICS_SCHEME環境変数の値は無視され、httpが常に使用されます。