TimesTenメトリックでのhttpまたはhttpsの使用について

TimesTenメトリックは、httpまたはhttpsで使用できます。

デフォルトの動作はhttpsで、「TimesTenメトリックのトランスポート・レイヤー・セキュリティ(相互TLS)証明書について」で説明されています。

TimesTenオペレータがTimesTenメトリックにhttpを使用するようにするには、TimesTenClassicまたはTimesTenScaleoutオブジェクトのYAMLマニフェスト・ファイルで.spec.ttspec.prometheus.insecureデータ項目を指定します。

この方法を示すTimesTenClassicオブジェクトのYAMLマニフェスト・ファイルのコード・スニペットを次に示します。
apiVersion: timesten.oracle.com/v2
kind: TimesTenClassic
metadata:
  name: usehttp
spec:
  ttspec:
…
    prometheus:
      insecure: true
      port: 7777
次の点に注目してください。
  • .spec.ttspec.insecureデータ項目は、TimesTenClassicオブジェクトの.spec.ttspec.prometheus句で指定されます。これにより、TimesTenオペレータは、httpを使用してTimesTenメトリックを処理するようにTimesTenエクスポータを構成します。

    .spec.ttspec.portデータ項目が指定されています。これは、TimesTenエクスポータがリスニングするポートです。これにより、TimesTenオペレータは、各TimesTenポッドのTCPポート7777にhttpサーバーを設定します。