ODP.NETネームスペースについて
ODP.NETでは、Oracle.DataAccess.Client
およびOracle.DataAccess.Types
ネームスペースのクラス、列挙、インタフェース、デリゲート、構造が実装されます。
Oracle.DataAccess.Client
ネームスペースには、コアADO.NETクラス、ODP.NET用の列挙、ODP.NET固有のクラスの実装が含まれます。Oracle.DataAccess.Types
ネームスペースでは、ODP.NETで使用できるOracle Databaseにネイティブな型のクラス、構造、例外を提供します。次に示すネームスペース以外については、Oracle Data Provider for .NET開発者ガイドを参照してください。プログラムから、次のようにそれらにアクセスできる必要があります。
using Oracle.DataAccess.Client;
using Oracle.DataAccess.Types;
ノート:
ODP.NETアプリケーションからTimesTenに接続する場合、アプリケーションでは対応するTimesTenがサポートするODP.NETの機能のみ使用できます。これについては、ここで説明するネームスペースに対するサポートで示しています。
たとえば、TimesTenではサポートしていない、Oracle Streamsアドバンスト・キューイングは使用することはできません。TimesTenでサポートされないODP.NET機能の使用を試行すると、OracleException
オブジェクトがスローされます。これらの例外は、対応するTimesTen OCIのエラー・メッセージに基づきます。