チェックポイント・ファイルおよびトランザクション・ログ・ファイルを使用したリカバリ
システム障害やプロセス障害によって、データベースが無効になったり破損したりすると、データベースへのすべての接続が無効になります。アプリケーションが障害のあったデータベースに再接続すると、サブデーモンがデータベースに新しいメモリー・セグメントを割り当て、チェックポイント・ファイルおよびトランザクション・ログ・ファイルからそのデータをリカバリします。
リカバリ中に、最新のチェックポイント・ファイルがメモリーに読み込まれます。最後のチェックポイント以降にコミットされ、ログ・レコードがファイル・システム上に存在するすべてのトランザクションが、適切なトランザクション・ログ・ファイルからロールフォワードされます。ただし、このようなトランザクションには、永続的にコミットされたすべてのトランザクションのみでなく、ログ・レコードがインメモリーのログ・バッファからエージ・アウトされたすべてのトランザクションも含まれることに注意してください。コミットされていないトランザクション、またはロールバックされたトランザクションはリカバリされません。「チェックポイント処理」、「トランザクションのロギング」および「エラー、警告および情報メッセージ」を参照してください。