トランザクション・ログのバッファ・サイズおよびCPUの調整
レプリケーション・スキームを計画している場合に実行する必要があるいくつかのことを示します。
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LogBufMB
のトランザクション・ログ設定によって、SYS.MONITOR
表のLOG_FS_READS
の値が0またはほとんど0になっていること。これで、レプリケーション・エージェントがファイル・システムからトランザクション・ログ・レコードを読み取る必要がなくなります。LOG_FS_READS
の値が大きくなる場合は、トランザクション・ログ・バッファ・サイズも大きくしてください。 -
CPUリソースが十分にあること。マスター・データベースのレプリケーション・エージェントは、各サブスクライバ・データベースに対してスレッドを生成します。各スレッドでは、トランザクション・ログの読取りと処理が独立して行われるので、この処理には十分なCPUリソースが必要です。
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レプリケーション・スキームの送信側と受信側でCPUの能力が一致していない場合は、レプリケーションの受信側を高速な方のシステムに配置すること。