エージングとレプリケーション
表またはキャッシュ・グループに最低使用頻度(LRU)または時間ベースのエージングが構成されている場合にレプリケーションとの相互作用に適用されるルールを示します。
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レプリケートされる表およびキャッシュ・グループのエージング構成は、すべてのピア・データベースで同じにする必要があります。
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レプリケーション・スキームがアクティブ・スタンバイ・ペアの場合、エージングはアクティブ・データベースでのみ実行されます。エージングによる削除は、スタンバイ・データベースにレプリケートされます。アクティブ・データベースおよびスタンバイ・データベースの両方で、エージング構成が
ON
に設定されている必要があります。TimesTenでは、データベースの役割がアクティブかスタンバイかに基づいて、実際にエージングを実行しているデータベースが自動的に判別されます。 -
レプリケーション・スキームがアクティブ・スタンバイ・ペアではない場合、エージングは各データベースで個々に実行されます。エージングによって実行された削除は、他のデータベースにレプリケートされません。
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アクティブ・スタンバイ・ペアによってレプリケートされたデータベースにASYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループがある場合、エージングによる削除処理はOracle Databaseには伝播されません。