データベースへのクラシック・レプリケーション・スキームの適用

クラシック・レプリケーション・スキームを定義する際、CREATE REPLICATION文をSQLファイルに保存します。SQLファイルにクラシック・レプリケーション・スキームを記述した後、ttIsqlユーティリティに-fオプションを指定して、データベースに対してSQLを実行できます。

構文は次のとおりです:

ttIsql -f schemefile.sql -connstr "dsn=DSN"

クラシック・レプリケーション・スキームがファイルrepscheme.sqlに記述されている場合、次のように入力することにより、masterDSNというDSNでファイルを実行できます。

ttIsql -f repscheme.sql -connstr "dsn=masterDSN"

ほとんどの場合、すべてのレプリケート・データベースに対して同じスキームを適用する必要があります。ホストごとに個別のttIsqlコマンドを実行してクラシック・レプリケーション・スキームを適用する必要があります。

たとえば、クラシック・レプリケーション・スキームが、ホストS1上にmasterDSN、ホストS2上にsubscriber1DSN、ホストS3上にsubscriber2DSNの各データベースを含んでいる場合は、次のようにします。

ホストS1では、次のように入力します。

ttIsql -f repscheme.sql -connstr "dsn=masterDSN"

ホストS2では、次のように入力します。

ttIsql -f repscheme.sql -connstr "dsn=subscriber1DSN"

ホストS3では、次のように入力します。

ttIsql -f repscheme.sql -connstr "dsn=subscriber2DSN"

クラシック・レプリケーション・スキームが含まれているSQLファイルは、データベースへの接続後に、ttIsqlコマンドラインからも実行できます。たとえば:

run repscheme.sql;